Louis Poulsen
PH2/2 Luna
冬になると午後3時には辺りが薄暗くなり、長い夜が訪れる北欧。雪に覆われた街では家の中で過ごす時間が自然と長くなり、人々はその厳しい環境と共に暮らしてきました。
だからこそ北欧では、飽きることなく長く使えるシンプルで実用的な家具とともに、「灯り」を暮らしの中心に据える文化が育まれています。
人に寄り添う光

昼間のような明るさを求めて光を足すのではなく、あえて闇を受け入れ、その中で電球やキャンドルが生み出す柔らかな光を楽しむ。そんな心地よい時間こそが、北欧の人々が大切にしてきた"ヒュッゲ"の精神です。
近代照明の父と称されるポール・ヘニングセンも、「夜は昼にはならない」という言葉を残し、光とは闇を消し去るものではなく、闇と共存するための存在であるという考えを照明デザインに落とし込みました。

こちらは、ポール・ヘニングセンが手掛けた3枚シェードによる名作ランプシステム「システムPH」から生まれた『PH2/2 ルナ(RUNA) テーブルランプ』。
その名の通り三日月を思わせる美しいステムの曲線。流れるような有機的なフォルムは、彫刻作品のような存在感を放ちながらも空間へ自然と溶け込み、クラシカルな品格と北欧らしい柔らかさを併せ持ったデザインに仕上げられています。


PHシリーズを象徴する3枚シェードは、光源を直接見せることなく、光を幾重にも反射させながら穏やかに広げる設計。
眩しさを感じさせず、読書やくつろぎの時間に心地よい明るさを届けるだけでなく、周囲には美しい陰影を描き出します。
吹きガラスならではの透明感あるシェードは、点灯時には温もりある表情を、消灯時には洗練されたオブジェとして空間を彩り、昼夜を問わずインテリアとしての美しさを楽しめます。

さらに、シェードは真鍮製のつまみによって左右それぞれ最大45度まで角度調整が可能。必要な場所へ自然に光を向けることができ、実用性にも優れています。
ヘニングセンが追求した「人に寄り添う光」の思想を、日々の暮らしの中で実感できる機能と言えるでしょう。

今回入荷したのは、2023年に期間限定・受注生産で販売されたゴールドブラス仕様のリミテッドエディション。
真鍮ならではの深みある輝きがガラスシェードの透明感を引き立て、モダンな空間にはもちろん、クラシックなインテリアにも美しく調和します。
希少性の高さも魅力の一つであり、照明としてだけでなく、長く愛蔵できるコレクションピースとしてもおすすめしたい一台です。































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