louis poulsen
PH SNOWBALL
夜空に浮かぶ星の光や、温かい春の日差し、街を包み込む夕日など、ちょっと心動かされるような光って日常の中にけっこうあるものですよね。そんなハッとするような瞬間や心地よさを感じる時間をずっと味わえたら最高...。そんなことを考えていたら、願いを叶えてくれそうなアイテムありました。
毎日がちょっとやわらかくなる
>>この商品の詳細を確認する
単にランプをデザインするだけなく、照らし出される人や物、それらを包む空間を理想的に見せるための「良質な光」をかたちづくるデンマークの照明メーカー“ルイスポールセン louis poulsen”。
こちらの“スノーボール PH SNOWBALL”を手掛けたのは、「近代照明の父」と称される“ポール・ヘニングセン Poul Henningsen”です。
同氏は、グレア・フリーの光(眩しさの除去)、明るさが最も必要とされる場所に光を届けること、同時に柔らかい影をつくりだすことをテーマに、光の出方を計算し、その上で照明器具をデザインしました。
スノーボールの原型が作られたのは1924年。
大正時代の日本では裸電球が出始めた頃ですが、ヘニングセンの光への意識の高さは日照時間の短い北欧ならでは。
夏の柔らかなスカンジナビアの光を、暗い冬にも反映させたいという気持ちからインスピレーションを受け、理想の光をデザインしています。
8枚のシェードを組み合わせたスノーボールは、ストレスを感じさせない光を生み出すため、シェードの内側はマットに、外側には光沢のあるホワイトの塗装を施されています。
また直接光源が目に入らないよう光が全てシェードの内側にあたることを考えた設計は、光のグラデーションを生み出すとともに不快な眩しさの除去を実現。柔らかな雪のように光が降りそそぎます。
直径40cmほどあるとは感じさせない、浮遊感のあるデザインも◎消灯時の凛とした表情も見逃せません。
彫刻作品のようでありながら、どんなインテリアにもすんなりと馴染むので、お部屋の印象を変えたいとお考えの方にもおすすめです。
空間全体をふわりと優しい光で包み込んでくれるスノーボールは、ダイニングにはもちろんリビングやベッドルームにもおすすめなペンダントライト。
真下を照らす形状のルイスポールセンの定番“PH5”に対して、スノーボールはメインの羽根が水平になっており、周囲に光が広がるよう設計されています。
それによって暖炉をつけた様なあたたかい光が空間を包みこみ、ほっと一息つける安らぎの時間が生まれます。
「いったん本物の照明を経験したら、生活は新たな価値で満ちあふれる。」という言葉を残しているヘニングセン。照明によって暮らしが変わるということを確信していた彼が目指した光の中で過ごせるなんて、きっと毎日が最高です。