リヤドロ LLADRO 花の香りにつつまれて Fragrant Bouquet Girl Figurine 陶製人形 & ガスパール王 King Gaspar ビンテージ クリスマスオーナメント 陶磁器 フィギュリン スペイン~ やさしいまなざしの人形たち ~

UPDATE: STAFF:チヨ
リヤドロ LLADRO 花の香りにつつまれて Fragrant Bouquet Girl Figurine 陶製人形 & ガスパール王 King Gaspar ビンテージ クリスマスオーナメント 陶磁器 フィギュリン スペイン~ やさしいまなざしの人形たち ~

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LLADRO

King Gaspar & Fragrant Bouquet Girl Figurine

幼い頃、おままごとや人形遊びといった女の子らしい遊びよりも、鬼ごっこやドッジボール、アスレチック遊びが好きでした。

特に人形は、祖父母の家にあった日本人形の印象が強く、どちらかと言えば少し苦手な存在。

それでも大人になった今では、アニメのフィギュアを集めたり、机の上にルネ・マグリット作品のフィギュリンを飾ったりと、人形への苦手意識はほとんどなくなりました。

そんなふうに、かつては怖いイメージを持っていた「人形」という存在。

imptionで働き始めて出逢ったこのメーカーの人形は、いつ見ても不思議と優しい気持ちにさせてくれます。

やさしいまなざしの人形たち

本日ご紹介するのは、スペインの老舗陶磁器メーカー「リヤドロ(LLADRO)」の2体の人形たちです。

リヤドロが誕生したのは1953年。フアン、ホセ、ビセンテのリヤドロ三兄弟が、ヨーロッパの陶磁器メーカーに触発され、地中海沿岸のアルマセラ村にある自宅の窯で花瓶や陶器の置物を作り始めたことがその始まりでした。

神話から日常生活まで、さまざまな題材を細やかな視点で切り取ったフィギュリンたち。磁器ならではの透き通るような質感と、熟練した職人の技術によって生み出されています。

その美しい造形は世界的にも高く評価され、ロシアのエルミタージュ美術館やベルギー王立美術歴史博物館など、名だたる美術館・博物館にも収蔵されています。

一体目は、ころんとした形が可愛らしい「ガスパール王(King Gaspar)」のヴィンテージ・クリスマスオーナメント。

ガスパール王は、新約聖書に登場する東方の三博士の一人。イエスの誕生に立ち会い、没薬(乳香)を捧げた人物とされています。

そのためか、このオーナメントのガスパール王も、乳香の入った捧げ物を大切そうに抱えています。

リヤドロらしい、柔らかく透明感のある色合い。
ブルーの王冠と捧げ物、刺繍やレースを思わせる装飾、立派なお髭とつぶらな瞳がとてもキュートな佇まいです。

ツリーや壁、ガーランドに掛けて楽しむのはもちろん、底面が平らに整えられているため、置いて飾ることも可能。
手のひらサイズでインテリアの邪魔にならず、どんなテイストのお部屋にも合わせやすい一品です。

ちょっと余談。
年末年始のお菓子として、フランスには「ガレット・デ・ロワ(王様たちのお菓子)」という、アーモンドペースト入りの甘いパイがあります。

この“王様たち”とは、イエスの誕生に立ち会った東方の三博士のこと。「東方三博士の礼拝」を祝う日に食べられる伝統菓子です。

中には小さな陶器のおもちゃ「フェーヴ」が一つ入っており、それが当たった人は王様として冠をかぶり、その日一日、家族に命令ができるのだとか。なかなかに攻めた文化ですよね...。

ちなみに私は幼稚園がキリスト教系だったため、年末年始にはイエス誕生の劇を行ったり、フェーヴの入っていないガレット・デ・ロワを食べたりした記憶があります。懐かしい思い出です。

まだ少し先ですが、今年のクリスマスはガスパール王のオーナメントを飾り、ガレット・デ・ロワを食べて、王様になりきってみる。
そんなふうに、他国の文化に触れてみるのも面白いかもしれませんね。

二体目は、少女の表情や佇まいが可憐で愛らしい
「花の香りにつつまれて」。

色とりどりの花々を腕いっぱいに抱え、花の香りを楽しんでいるかのようなおさげの少女。
花びらや葉の一枚一枚まで、職人の手によって丁寧に作り上げられています。

花束を大切そうに抱きしめ、優しく見つめるその表情は、温かさの中にどこか物悲しさも感じさせる絶妙なものです。

華奢な腕や肩、細い指先に至るまで、どこを見ても手を抜いた箇所はなく、熟練職人の高い技術力が垣間見える造形表現。

ライトブルーの爽やかなドレスに対し、右手には暖色の花を交えたブーケ。
補色対比によって、冷たさと温もりが同居した美しい色彩表現が生まれています。

玄関先やサイドボードの上、ガラスケースの中など、そっと見守るように飾りたくなるお品物です。

人形という存在に、かつて少し距離を感じていた私でも、自然と受け入れられたリヤドロのフィギュリン。

それはきっと、造形の美しさだけでなく、静かに寄り添うような優しさが宿っているからなのだと思います。

日常の中でふと目に入ったとき、気持ちが少し和らぐ。
そんな存在として、暮らしの一角に迎えてみてはいかがでしょうか。



リヤドロ LLADRO 花の香りにつつまれて Fragrant Bouquet Girl Figurine 陶製人形 & ガスパール王 King Gaspar ビンテージ クリスマスオーナメント 陶磁器 フィギュリン スペイン~ やさしいまなざしの人形たち ~

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