RICHARD LAMPERT
Eiermann Table
戦後のデザイン史において最も大きな影響を与えたと言われている、建築家 エゴン・アイアーマン。今回ご紹介するテーブルは元々、1932年に自身のアトリエの為にデザインした物で、その彼の名がついたミニマルデザインが特徴的なアイアーマンテーブル/Eiermann Tableです。
構造美と強度を兼ね備えた一台

エゴン・アイアーマンの生年は1904年。100年以上前ドイツに生まれた氏はドイツ国内で多くの建築を残した、デザイン史に残る建築家でした。そんなアイアーマンは構造に対してのアーキテクトな視点でプロダクトデザイナーとしても活躍し、テーブルと同じく、現代でも通用するミニマルなデザインの椅子やシェルフなどの家具を多く作り出しています。

こちらのアイアーマンテーブルのデザインはとてもシンプルで、スチールのフレームにメラミン化粧板の天板を乗せただけという構造です。フレームは必要最小限で、無駄な装飾を排除した設計になっています。
どんな空間にも合わせられるデザインは、ミッドセンチュリー、モダンデザインのアイテムなど、幅広いインテリアと相性が良くなっております。


シンプルな構造の中にも、フレームのクロスバーが斜めに入っていることで、程よいアクセントとなっているだけではなく、クロスすることで安定感が増し、最小限の構造で成り立つように計算がされています。強度と構造的な美しさを兼ね備えているデザインがアイアーマンの拘りを感じさせます。

天板は比較的に大きいサイズで、PCを置いても十分なスペースを確保する事ができます。また、ダイニングでの使用にも適応するサイズ設定です。


また、幅広い用途に対応できるように、可動パイプを上下させ、L字金具を差し込むだけで、簡単に五段階の高さ調節ができ、使い勝手の良さも魅力の一つです。

同時期には、チャールズ&レイ・イームズや数多くのデザイナー・建築家も多く活躍しており、アイアーマンはドイツのチャールズ・イームズとも呼ばれていました。戦後、様々な新しい素材を生活に活かしたアイアーマンはもちろんのこと、現代でも古さを感じさせない家具をデザインした当時のデザイナー達の功績は素晴らしいものがあります。
彼の細部へのこだわりが随所にみられるアイアーマンテーブルは、普遍的な名作の一つであると思います。































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