リサ・ラーソン Lisa Larson アフリカ Afrika タイガー Tiger & ライオン Lion 陶製フィギュリン スウェーデン ~ うんちくは不要です ~

UPDATE: STAFF:ふじこ
リサ・ラーソン Lisa Larson アフリカ Afrika タイガー Tiger & ライオン Lion 陶製フィギュリン スウェーデン ~ うんちくは不要です ~

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Lisa Larson
Afrika Tiger & Lion

トラとライオンが戦ったらトラの方が強いんだそうです(確定的ではありません)。

それからトラとライオンのハーフは、父トラ×母ライオンの場合はタイゴン、逆に父ライオン×母トラの場合はライガーと呼び名が異なります。

でも可愛らしいフィギュアを目の前にしたら、こんな豆知識を語るのは野暮な気がしてきました。

トラとライオン

さまざまなモチーフで製造されるLisa Larson(リサ・ラーソン)の陶製フィギュリン。中でも1964年に誕生した「アフリカ | Afrika」シリーズのライオンは代名詞的な存在になっています。

ライオン、トラ、ゾウ、ロバの4種の動物で展開される同シリーズですが、なぜかライオンだけはサイズ違いで3体。とりわけライオン愛が強かったのでしょうか。しかも人気の高さ故かライオンだけは現行でも復刻されています。

1965-75年に製造されていたタイガーはビンテージでしかお目にかかれない逸品。氏がGustavsberg(グスタフスベリ)に在籍していた時の作品で、艶やかな縞模様があしらわれた素焼きの褐色肌は経年により深みを増しているようにも見えます。

ちなみに干支モチーフとして2010年に一度だけ復活を果たしているタイガー。脚の形状がそれぞれ異なり、ビンテージ品は膝をついた前屈みの姿勢、2010年モデルはのそりのそりと歩くポーズをしています。

そして、代名詞となったライオン。愛らしい顔つきは言わずもがな、ひょうたんのようなピーナッツの殻のような丸っこい後ろ姿やくるっと巻かれた尻尾もまた可愛くて仕方ありません。

実は、グスタフスベリではなく1992年に氏が立ち上げたKERAMIK STUDION GUSTAVSBERG(ケラミックスタジオグスタフスベリ)で生産される現行モデル。サイズの展開もビンテージ品とは異なります。それぞれの質感など新旧の違いを見比べられるのはライオンだけの醍醐味です。

ただどの時代においてもリサ・ラーソンのフィギュリンはすべてが手作り。ひとつひとつのフォルムが不揃いだったり、ちょっぴり歪んでいたり。特にハンドペイントで描かれる十人十色の表情はみな個性的です。

不敵な笑みを浮かべるタイガーに、百獣の王らしい威厳さを感じられるビンテージのライオン。セミミディアムのライオンは少しだけ威張っているようで、ミニはちょっぴりおとぼけ顔。本当に見飽きることがありません。

そういえば、よくよく考えてみるとトラはアフリカには生息していません。ではなぜかアフリカシリーズにラインナップされたのでしょうか。

なんと作ることに専念し過ぎてバックグラウンドには目もくれていなかったそうです。

やっぱりリサのアニマルたちにうんちくは不要ですね。そんな細かいことは可愛さに免じて全部大目にみれちゃいます。

リサ・ラーソン Lisa Larson アフリカ Afrika タイガー Tiger & ライオン Lion 陶製フィギュリン スウェーデン ~ うんちくは不要です ~

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