JOHANNES HANSEN
JH-550
長野の片田舎にある公園。私が子供の頃に遊んでいたその公園には小さな動物園があって、サルとシカとウサギと、あとクジャクがいたんです。
小学生に上がる前くらいの歳だったと思います。当時の私はクジャクが羽根を広げることを知らなくて、初めてその光景を見たときの衝撃でしばらく興奮状態だったと親に聞かされたことがあります。笑
大人になった私。またクジャクの姿を見て興奮することになるとはもちろんこの時は考えもしなかったですよね。
自分のお店に並んでいると思うと、気持ちがあがりますね。
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ということで、今回のアイテムは北欧の巨匠ウェグナーがデザインを手掛けたピーコックチェア。正式にはJH-550チェアといいます。ピーコック(クジャク)の名の由来はもちろんその美しい姿から連想されたもの。
知ってます?この『ピーコック』という名前、フィンユールが名付け親なんです。フィンユールと言えばウェグナーやヤコブセンらと共に北欧デザイン界を牽引した人物ですね。
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アーチを描いたフレームにスポークを張った美しい背もたれ。スポークの途中に平らな部分がありますね。実はこの部分がすごく大事。人間工学に基づいた設計らしく、着座の際に肩甲骨が重なります。
これ、背中がすごく楽なんです。特にこのチェアは背もたれの範囲が広いので、体重を預ける範囲も広くなります。もし、スポークがただの棒のままだったら、寄りかかると少し食い込んで快適な時間は過ごせなかったかもしれないですね。
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アームにはチーク材が使われています。本体がタモ材のナチュラルな色合いなので、コントラストが素敵です。涼やかな表情の中に温かみも感じることできますね。
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座面はペーパーコード仕様です。Yチェアなどと同様、シンメトリーな見た目が特徴の対角線模様。編みの稜線により中央にくぼみができ、そのおかげで長時間座っていても疲れないメリットがあります。見た目にも軽く、もちろん自重も軽く仕上がるので、持ち運びも楽に出来ます。
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現在ではPPモブラーが製造・販売を引き継いでいますが、こちらは【 JOHANNES HANSEN 】の刻印が入った当時モノ。希少価値が高いこともあり、USED市場でも人気が衰えることを知らない逸品です。
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落ち着いた口調で書いてはいますが、実はすごくテンションが上がっています。笑 このチェアをこんなに良い状態で入荷できるなんてすごく幸運なことですからね。
まるで羽根を広げたピーコック。大人になった私もこのチェアを間近で見るたびに興奮しています。