MOMO Natural 
VIBO Dining Table

人気の国内家具ブランド「モモナチュラル MOMO Natural」は、戦後間もない1953年に岡山で設立した「脇木工」によって立ち上げられました。

人々の生活に寄り添うスタンダードな存在を目指して作られる同社の家具は、木本来の温かみが感じられるシンプルでナチュラルなテイストで高い人気を呼んでいます。

本日はそんなモモナチュラルの手掛けるダイニングテーブルが入荷しましたのでご紹介いたします。

無垢材と共に

今回ご紹介するのはダイニング・キッチン向けの"ヴィボ シリーズ"から「ヴィボ VIBO ダイニングテーブル」。

天板から脚に至るまでのほとんどが曲線的なシルエットで構成されており、シンプルなデザインも相まって木の風合いがたっぷりと感じられる一台です。

新品購入時には好みに応じて天板のサイズやレッグスタイルなどを自由に組み合わせることができ、インテリアスタイルや住環境に応じた細やかな調整を可能にしているのも同シリーズの魅力といえます。

丸みを帯びたシルエットで柔和な印象の天板は幅145cm、奥行83cmと大人4人でテーブルを囲んでもゆとりのある大きさ。

家族で集まるダイニングにも充分なサイズ感でありながら、天板の裏側には縁に向けて厚さを絞ったテーパー加工や幕板を省いたデザインが施されているため圧迫感が抑えられているだけでなく、アームを備えたチェアなどもスッキリと差して収納しておくことができます。

また、天板の裏面には補強桟の他に等間隔で細い溝が彫られていますが、これは「背割り」と呼ばれる補強加工の1つ。

溝を彫っておくことにより気温や湿度で収縮する無垢材の中にゆとりを持たせ、反りや割れを防ぐことができます。

こうした素材への深い理解はブランド設立以前から長く木と向き合ってきたことで得たノウハウだけでなく、無垢材に対する想いとこだわりが感じられます。

ナチュラルで明るい印象とは対照的に黒くペイントされたレッグ。

数あるカスタマイズの中から選ばれたモデルは"ISO2 BKレッグ"、無垢材らしさを感じさせる滑らかな造形とカントリースタイルを彷彿とさせる素朴な造り、そしてこれを黒のペイントでグッと引き締めたスタイルでナチュラルな風合いにシックな印象がプラスされています。

加えてこちらのレッグは中央にスリムな棚板を備えており、雑誌やリモコンなどの小物を簡単に収納しておくことができる機能的な一面も見せてくれます。

明るい色合いときめ細やかな手触りが魅力のヴィボシリーズ、主材には共通してアルダー材が用いられています。

広葉樹であるアルダー材は他のナラ材やウォールナットと比べて柔らかいため加工しやすく、素直な杢目から楽器や彫刻など様々な木工製品で広く用いられてきました。

そんなアルダー材を用いたダイニングテーブル、温かみのある天板と引き締まった印象のレッグが組み合わせられることでナチュラルな北欧スタイルはもちろん、そこにインダストリアルな風味が加わったブルックリンスタイルのお部屋と組み合わせてみても面白いかもしれません。

装飾を省いたシンプルなデザインに木の温かみと確かな品質が光るモモナチュラルの「ヴィボ VIBO ダイニングテーブル」。

実際に触ってみることで分かる天板の滑らかな手触りやアルダー材の風合い、しっかりとした造形で長く使っていきたくなる一台。

簡潔でタイムレスなデザインのダイニングテーブルをこの機会にぜひご検討ください。