monomono
あぐらのかける男の椅子
秋岡芳夫
最近はスーツや振袖姿の男女を度々目にすることが多いですね~
東京は来週あたり桜の開花宣言されそうで、温かい季節が訪れようとしてます。
今回は、東京・中野にある古い集合住宅の一室にある"モノ・モノ monomono"というグループから生まれたプロダクトを紹介します~。
消費者をやめて愛用者になろう!
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"モノ・モノ monomono"を創設したのは工業デザイナーの"秋岡芳夫"。彼を中心とする有志の集まり、「グループ モノ・モノ」は、1970~80年代にかけて日本各地で独自の生活デザイン運動を展開しました。
"あぐらのかける男の椅子"は、床座に慣れ親しんだ日本人のために"秋岡芳夫"が「消費者をやめて愛用者になろう!」「生活用品の画一化、使い捨てが暮らしの根底を揺るがす時代にわれわれは何をなすべきか、とことん話し合おう」と、つくり手と使い手の本来の関係性を取り戻すべく、人の手から生まれる永く愛用でき生活を豊かにするモノづくりを追求しデザインされた低座椅子の傑作!
「男の椅子」という商品名ですが、脚が細くて優雅なフォルムと、座面の高さが37㎝と足がしっかりと床に付く低めの設計なので、女性にも支持されているんですよ~
更に、座面は幅65cm、奥行53cmとたっぷり広く、あぐらをかいたり、膝を曲げて斜めに座りしたりと、男女問わず気ままな姿勢で過ごす事ができるのが魅力。
ソファやラウンジチェアが置けないけど、寛ぐスペースが欲しいというときに、これなら期待に応えてくれるかもしれませんね~
背もたれは腰椎の部分に丁度フィットするよう絶妙なカーブを描いていて、長時間同じ姿勢で着座していても疲れることなく快適な掛け心地◎
オーク材の美しい杢目と滑らかな木肌の背もたれと一体化したひじ掛けにもご注目!
立ち上がる際にしっかりと手をつけるようにと、ひじ掛けの先端が広くなっており、フォルムの美しさと実用性を兼ね揃えたデザインは職人の技術や想いが伝わってきますね~
日本人が日本人の事を本気で考え誕生したプロダクト。
1981年に発表されて以来、40年近くにわたってロングセラーを続けている逸品を、この機会に生活に取り入れてみてはいかがしょうか♪
monomono あぐらのかける男の椅子 秋岡芳夫 A
monomono あぐらのかける男の椅子 秋岡芳夫 B