Muuto
STACKED
最近行った本屋に貸し本棚というのが設置されていました。
貸し本棚とは棚の区分けされたマス一つ一つに”棚店主”という所有者がいて、そのマスの中で、その人のお気に入りの本や一つのテーマに関する本が置かれているというもの。
小さなマスの中には本と共にオススメを紹介するメモ書きが添えれらていて棚店主の熱い思いが伝わってきます。
棚店主の熱い思いはマス分だけあるので、一つの本棚を見るだけで本屋さんを何カ所も回ったような満足感があります。
そんな貸し本棚を見てからというもの棚に異様に魅力を感じるのですが、本日紹介するのはそんな棚の中でも一風変わったお品物の紹介です。
自由自在
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ムートは2006年にコペンハーゲンにて創業しました。
フィンランド語で”新たな視点”という言葉より由来する同社の社名のとおり、国内外のデザイナー達とコラボレーションし、国際的にも高い評価を受けています。
デザインを手掛けたのは、ベルギー出身の建築家" ジュリアン・デ・スメド。建築家としての顔が広く知られていますが、インテリアデザインも手掛けている人物。
カラーはホワイト、木目、グレーの3色で構成されています。
落ち着いたトーンで構成されている為、極彩色や白黒の入った、ハッキリとしたマルチカラーと違って、主張し過ぎる事がありません。
また、木目という自然の模様が入る事によって、温かみもプラスされています。
写真立て、オブジェ、本など様々なモノを飾って楽しめます。
一番の特徴は組み換えが出来るモジュール式という事!用途に応じて簡単に想い通りの形に。
上に積んで、本棚のような使い方をしたり、横に広げてローボードのようにしたりと自由自在。
さらには分割して2つのシェルフとしても使用することが出来ます。
また、正方形と長方形、大きさの大中小など異なる形から成っているので、積み木のように自由に組み合わせることによって、遊び心のあるアシンメトリーな空間を演出する事が可能。お部屋の中央に設置し、間仕切りのような使い方をする事もオススメ。
棚は背板の有りなし両方の仕様があり、抜け感をうまく表現しているので、お部屋のどこに置いても窮屈な感じがしないところもポイント。
背板部分も丁寧に作り込まれている為、前後を区別することなく使用することが出来ます。
いかがだったでしょうか。落ち着いたトーンのシェルフは鮮やかな小物を飾ると良く映えそうです。
モダンなデザインで、お部屋の雰囲気作りの中心になりつつも、フレキシブルな収納家具という役割に徹してくれるシェルフのご紹介でした。