Magis

Steelwood Chair

当たり前ではありますが、世の中にある椅子は様々な素材で作られています。
木材であったりスチールであったり、、、。

素材にはそれぞれの良さがあり、上手く使わなければ良さを消してしまうこともあります。

今回は、良さを殺さず尚且つ複数の素材を組み合わせることで、お互いの魅力が際立ちあっている椅子が入荷いたしました。

異素材を組合せる

1976年に北東イタリアにて創業し、世界のデザインに影響を与えるイタリアのインテリアブランド「MAGIS マジス」。

「日常の製品にこそ優れたデザインを」というコンセプトのもと、最先端の技術とデザインを普段使いの家具に落とし込んだモダンファニチャーブランドになります。

そんな同社より、洗練された異素材のバランスが高級感とどこか親しみやすい温かさを覚える“スティールウッドチェア Steelwood Chair”のご紹介です。

その斬新な素材の使い方は、世界最大規模の家具見本市『ミラノサローネ』でも注目を集め、世界的にベストセラーとなりました。

パリを拠点に活躍するデザイナーのロナン&エルワン・ブルレック兄弟がデザインを手掛けました。

兄弟で工房を持つ彼らは、世界的に評価される一流メーカーから多数の製品を発表し、現代フランスのデザインシーンをリードする存在です。

シートと脚部には、上品で落ち着いた杢目を持つウォールナット材を使用。
やや赤味のある色味も相まって、温かな雰囲気を演出します。

やや広めにとられた座面は、ゆったりと身を任せられ快適な座り心地です。

美しく湾曲した背もたれは、１枚のスチールプレートから約10段階もの工程を経て成形されており、見えない部分のデザインまで拘っていることが伺えます。

滑らかで肌あたりが柔らかく感じるポリエステルパウダー塗装が施されいるスチール部分。
落ち着いた光沢は、無機質な印象を抑え木材の持つ温かな雰囲気とも相性良く仕上がっています。

そして木材もスチール部分によって、柔らかくなりすぎず引き締まった印象になっているというお互いに良さを活かし合う関係です。

スチールと木材の良い所取りなマジスのスティールウッドチェア。

インダストリアルテイストでありつつもモダンでシンプルなフォルムにより、家庭でのご使用のみならずパブリックスペースなどあらゆる場所で快適に使用することのできる逸品です。