Machine Age

Triangle Table

日本のミッドセンチュリーモダンを牽引した重鎮の一人として知られる"長大作"。

巨匠"坂倉準三"が創設した坂倉準三建築研究所に長年在籍し、日本初の参加となった第12回ミラノ・トリエンナーレ展では日本セクションの展示計画に携わり、日本館の金賞受賞に貢献。家具出品では「低座イス」を手掛ける等、数々の名作を手掛けてきました。

本日ご紹介させて頂く一点は、長大作氏本人の協力によって復刻された特別な逸品「トライアングルテーブル Triangle Table」。

日本のミッドセンチュリーモダンを色濃く伝える、唯一無二の作品となっております。是非ご覧になっていってください。

ジャパニーズミッドセンチュリーモダンの重鎮”長大作”氏本人の協力によって復刻された、希少な逸品。

長大作氏が坂倉準三建築研究所に所属していた際にデザインされたトライアングルテーブル。

「低座イス」と同時期に当たる1960年代にデザインされ、これまでに国内インテリアブランド"IDEE"によるリプロダクトが販売される等、ジャパニーズミッドセンチュリーモダンの魅力を今に伝える存在として現在も多くの人々に親しまれています。

こちらは、そんなトライアングルテーブルの当時の姿をかつてないレベルで再現した、復刻生産品。

なんと長大作氏本人の協力を得て製作されており、"マシンエイジ Machine Age"社により2007年から数年のみの期間で生産販売されていた、現在では入手困難となっている大変希少な逸品です。

その最大の特徴は、長大作が最も惹かれていたという"三角形"をベースにしたフレームワーク。

スッキリとメリハリある存在感を持つトライアングル型ですが、こちらは更に各フレームの片端にプライウッドならではの曲線を取り入れたモダンデザイン。

これによりフレーム内に流動的なリズムが与えられ、ラウンド天板ともより高い次元で調和した佇まいが生み出されています。

また、異なる素材同士が織りなす立体感に富んだコントラストも、トライアングルテーブルが持つ唯一無二の魅力ではないでしょうか。

脚部はプライウッドとは対照的なスチールが採用され、同じくスチールで統一されたビスカバーが見事なアクセントとなり、上質なプライウッドの質感を更に引き立たせているようです。

スモークガラスによる思慮的なシースルー感も絶妙で、いつの時代にも映えるシックな高級感が漂います。

そのディティールは大変拘り抜かれたものとなっており、これまでのリプロダクト品にはなかった多次元に磨き上げられた佇まいがそこに存在しているようです。

「マシンエイジ Machine Age トライアングルテーブル Triangle Table」如何でしたでしょうか。

長大作氏の意匠を存分にお楽しみ頂ける一点である事は勿論、巨匠"坂倉準三"のモダニズム理念をも感じさせる、まさに日本のミッドセンチュリーデザインの魅力を宿した逸品となっております。

天板の大きさはΦ90cmとなっておりますのでホームユースにお気軽に取り入れて頂けますし、別荘用の特別な家具として、また店舗用インテリアとしてもお勧めです。

市場でも滅多に見かける事がなく、現品限りのお品物となりますので、お探しの方は是非この機会をお見逃しなく。