HAY PYRAMID Table 01
2002年にデンマークでロルフ・ヘイによって設立されたブランド「ヘイ HAY」。
ユニークなデザイナーズプロダクトを展開し、ハイセンスなスタイルが人気の北欧インテリアブランドです。
中でも1950~60年代のデンマーク家具を元にした家具の制作に力を入れており、現代にも通ずるモダンなデザインが魅力。
今回ご紹介するのは、そんなヘイが復刻したプロダクトの一つです。
蘇ったインダストリアルな名プロダクト
オランダの工業デザイナー、ウィム・リートフェルトが1950年代に設計した「ピラミッドテーブル」。
同じくオランダのデザイナー、フリソ・クラマーと共同でデザインした「リザルトチェア」にマッチするテーブルとして生み出されました。
シャープなオーク無垢材の天板からブラックスチールのレッグが伸びるスッキリとしたデザインで、無骨さを残しつつモダンなスタイルにまとまっています。 コンパスレッグと呼ばれるオランダ特有のインダストリアルなデザインにサイズをコンパクト化した現代的なデザイン。
どんなシーンにも馴染み、同時期に発表されたリザルトチェアと相性良くお使いいただけます。
リザルトチェアにも用いられている特徴的なコンパスレッグを用いており、スチール板を曲げて加工したフレームは頑丈かつ長い使用にも耐える耐久性を誇ります。 リザルトチェアと共にオランダを代表する家具となったピラミッドテーブルですが、一時は販売を停止しており発表当初に製造を行っていたアーレンド社とヘイによって復刻されました。 1950年代に発表されたピラミッドシリーズの家具は、デザインを手掛けたウィム・リートフェルトの「形が良く、丈夫で、実用的、そして安い」というモットーがはっきりと表れたデザイン。
スチール板をコの字型に成形することで軽量ながら頑丈なレッグを実現、これを用いたコンパスレッグはまさにリートフェルトの目指した家具作りの土台となりました。 教育機関や企業といった公共の空間向けにデザインされ、機能的で軽量かつ強度のある構造。
これに加えて天板の絶妙なサイズ感や圧迫感を抑えたレッグのデザインは日本の住環境にもマッチ、さらにはアームチェアに合わせやすい高さも備えています。 オーク材の軽やかで明るいカラーとブラックスチールのレッグのコントラストが美しい一台。
リビングやご自宅のお部屋はもちろん、オフィスなどの空間にもスタイリッシュな存在感でマッチしやすいデザイン。
組み立ても非常に簡単なため、頻繁に移動する様なシチュエーションでは特に活躍してくれそうです。