Blå Station
BEPLUS
機能に伴う美しいデザイン。
無駄を感じさせないシンプルなかたち。
北欧モダンデザインが時間の経過や流行の変化で色褪せないのは一切の妥協を許さない機能美への追求にあります。
本日ご紹介させて頂くのは北欧が生んだまさに機能的且つ美しい逸品。
ブルーステーション、BEPLUSのご紹介です。
シンプルな存在感
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デンマーク、オーフス出身の家具デザイナー、ボーエ・リンダウ。
ダイナミック且つ繊細、シンプルで機能的なデザインスタイルで知られています。
手掛けるデザインは幅広く家具やランプ、図書館や教会等の公共施設、ホテルのインテリアデザインを同時にこなしていたそう。
彼の特有のインスピレーションは人々を巻きこみ多大な影響を与えました。
BEPLUSはボーエ・リンダウが1986年に設立したファニチャーメーカー、ブルーステーションよりリリースされたフォールディングチェア。
同氏のデザインスタイルが顕著に表れた代表作と言える逸品です。
極限にまで無駄を排しながらも研ぎ澄まされた美しさと気品。
異素材が隣り合うことで生まれるバランスも素晴らしく、静かに佇まいながら圧倒的な雰囲気を放ちます。
美しい木肌は曲木加工されたバーチ材。
北欧家具らしく一目で質の良さを伺えます。
ブラックのスチールとパンチングされた木製の座面とのコントラストも素晴らしく、北欧モダンデザインの可能性を随所に見ることが出来ます。
フォールディング時の姿もまた格別。
精密に計算されたモダン建築の様な美意識を感じさせます。
収納時の姿も考慮された仕様は隙が無く、壁に立てかけておくだけでも様になりそうです。
1999年にこの世を去ったボーエ・リンダウ。
BEPLUSがデザインされたのは1987年ですので晩年の名作と言えます。
世間からの評価も非常に高く同年には権威ある賞を複数受賞。
圧倒的な機能美はあらゆる人に新鮮且つ美しく映りました。
これほどの完成度ながら同モデルの情報は少なく国内での流通は極めて希少。
今後の入手も難しそうです。
プレートや刻印が無い点も美意識のかたち。
完成度の高い名作が帯びる匿名性も魅力のひとつと言えます。
シンプルながら存在感ある名作です。
BLA Station BEPLUS A
BLA Station BEPLUS B
BLA Station BEPLUS C