FLOS
CICATRICES DE LUXE8
部屋の雰囲気は照明ひとつで驚くほど変わります。ただ明るく照らすだけではなく、空間に奥行きや表情を与えるのも、照明の大切な役割です。せっかくなら、実用性だけでなく、アートのように美しい照明を取り入れてみたくなる瞬間もあるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、イタリアを代表する照明ブランド〈FLOS(フロス)〉と、世界的デザイナー〈Philippe Starck(フィリップ・スタルク)〉がタッグを組んで生み出した、まさに“光の芸術作品”とも言える特別な照明です。
重さと軽さ、緊張感と開放感が調和された照明

イタリアを代表する照明ブランドFLOS(フロス)は、1962年の創業以来、機能美と革新性を兼ね備えた照明を生み出し続けてきました。その中でも、世界的デザイナーPhilippe Starck(フィリップ・スタルク)との共作による照明『CICATRICES DE LUXE 8(シカトリス・ドゥ・リュクス 8)』は印象的なプロダクトです。

フランス出身のスタルクは、インテリアから建築まで幅広く手がけるデザイン界の巨匠。彼の作品には、詩的かつ哲学的なメッセージが込められており、このシャンデリアもまた、彼のデザイン精神が色濃く反映された名作です。
『CICATRICES DE LUXE 8』は、フランス語で「贅沢な傷跡」という意味で、この照明は単なる照明器具ではなく、空間に記憶と物語を刻み込むアートピースとして存在します。精巧にカットされたクリスタルガラスの器が3層のガラスプレートに整然と配置され、まるで博物館の展示品のようにひとつひとつが独立した輝きを放ちます。

注目すべきは、そのガラスのカッティングです。繊細な凹凸が光を美しく分散させ、柔らかくも印象的な陰影を壁や天井に描き出します。光源はそれ自体を誇示することなく、器の中に静かに息づき、空間を優しく包み込みます。見る角度によって表情を変えるその佇まいは、まさに“光の彫刻”と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

重厚感ある金属製の支柱が、ガラス器を空中に浮かせるように支える構造は、重さと軽さ、緊張感と開放感が絶妙に調和しています。モダンでありながらどこかクラシカルな雰囲気が同居しており、視覚的な魅力は尽きることがありません。

その洗練された存在感から、住宅の吹き抜け空間はもちろん、ホテルロビーや高級レストラン、ラグジュアリーなバーラウンジなど、非日常を演出する空間にも最適です。特に、モダンやミニマルなインテリアにガラスやメタル素材を取り入れたスタイルとの相性は抜群。華美になりすぎず、それでいて圧倒的な印象を与えるため、空間の“主役”として完璧に機能します。











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