Fritz Hansen
Drop Chair
現在世界的に愛されている "北欧モダンデザイン" 。その基礎を創り上げた人物として知られるのが、巨匠 "アルネ・ヤコブセン Arne Jacobsen" です。
氏は北欧デンマークを代表する建築家・デザイナーであり、1955年に生み出した "セブンチェア" は現在においても世界一の販売数を誇ります。
本日ご紹介させて頂くのは、そんなアルネ・ヤコブセンを代表する作品の一つ「ドロップチェア Drop Chair」。
創造性に富んだ名作チェアを、是非この機会にご覧くださいませ。
アイコニックな歴史的名作。
>>この商品の詳細を確認する
1960年、世界で初めてのデザインホテルとして誕生した"SAS ロイヤルホテル"。
デンマーク コペンハーゲン中央駅近くに建設された同ホテルは、建物の設計を始め、ドアノブ等の装備品を含めた内装、照明やカーペット、カトラリーに至るまで、その全てをアルネ・ヤコブセンがデザインを手掛けており、氏の中でも究極の傑作として知られています。
こちら「ドロップチェア」はSASロイヤルホテルの為にデザインされた一脚。
名作 "エッグチェア"や"スワンチェア"もこのホテルの為に生み出されました。
当時ドレッサー用チェアとして約200脚ほど製造されたというドロップチェア。
"しずく"のようなフォルムの背座一体型のシェル、スチール製の脚部とのバランスも相まってコロンとした雰囲気があり、なんとも可愛らしい一点です。
モダンでありながら"人と自然の繋がり"を感じさせるデザイン、最先端と自然素材を心地よく融合させた素材使い。
当時の建築や家具におけるデザイン観を一変させ、現在のデザインシーンにも多大な影響を与えたとされるアルネ・ヤコブセンですが、氏の作品は史実的にも重要なものばかりと言われています。
製造元である "フリッツハンセン Fritz Hansen"社は、そんな「歴史的作品を大切にしていきたい」という想いから2014年にドロップチェアの製造を再開。
半世紀の時を超え、ついに一般にも向けた販売が行われるようになりました。
その際に新しくラインナップに加わったのがこのプラスチックモデルです。
当時オリジナルの ファブリック、レザーフルパディングモデルと比較し、よりポップでファッション性に富んだマテリアル感が素敵ですね。
個性的でありながら幅広いテイストのお部屋ともマッチしやすいので、お使いの空間に気軽に取り入れられます。
何より丈夫で取り回しもよく、汚れにも強くお掃除も簡単。
オリジナルに忠実なコンパクトなサイズ感も、現代ではかえって人気のある仕様と言えるのではないでしょうか。
実際に腰かけてみると、身体にすっぽり収まる絶妙なフィット感。
こんなにコンパクトでシンプルなフォルムなのに、座面から背面まで安心感のある座り心地にびっくりさせられます。
アルネヤ・コブセンの作品全体に言える事なのですが、本当に必要な部位を残して削ぎ落されたデザインであること。
唯一無二の曲線美、シンプルながらも奥行きのある立体感からは 巨匠アルネ・ヤコブセンの研ぎ澄まされた感性が伝わってくるようです。
如何でしたでしょうか。
今回はオリーブグリーンカラーの入荷となっており、モードな雰囲気も垣間見える一点。
更にフリッツハンセン社純正の専用シートパッドが付属しますので、ダイニングでのご使用から作業用チェアとしてもより快適にお使い頂けると思います。
お探しの方も多くいらっしゃるかと思われますので、是非この機会をお見逃しなく。