Fritz Hansen
Analog JH43
ダイニングテーブルの形、皆さんはどんなタイプがお好みでしょうか。
木製の長方形やドローリーフなど使い勝手の良い定番も魅力的ですが、天板の形や脚のデザイン、素材やサイズまで含めると、そのバリエーションは実にさまざまです。
「テーブルといえばこの形」――そんなイメージを少し広げてくれる、魅力的な一台をご紹介します。
新しいかたち


今回ご紹介させていただくのは、1872年にデンマークで創業された北欧を代表する家具ブランド“Fritz Hansen フリッツ・ハンセン”の" アナログテーブル "シリーズより「Analog JH43」ダイニングテーブル。
これまでに“アルネ・ヤコブセン”をはじめとする著名なデザイナーと協働し、数多くの名作家具を世に送り出してきた同社。
成形合板の技術をいち早く取り入れ、機能性と美しさを兼ね備えたプロダクトを数多く展開。
北欧モダンを語る上で欠かすことのできない存在として、現在も世界中で高い評価を得ています。


シリーズのデザインを手掛けたのは、スペイン・マドリッド出身のアーティスト兼デザイナーである“Jayme Hayon ハイメ・アジョン”。
バロックやサーカス、スケートボードカルチャーなど、多様な文化から着想を得た作品は、ぬくもりとユーモア、そして遊び心にあふれています。
2011年以来、フリッツ・ハンセンのコレクションを象徴するシリーズとして展開され、家具から装飾品まで幅広く空間に個性と楽しさをもたらしています。
イタリア、スペイン、イギリスを拠点に活動しながら、アートとデザインの境界を横断し、独自の世界観で国際的に高く評価されています。


一般的な長方形や円形とは異なる、多角形の天板が特徴的なテーブル。
人と人との距離感や視線の交わり方まで考えられた、有機的で新しいフォルムが印象的です。
天板にはウォールナット材を使用し、豊かな木目と落ち着いた色合いが空間に温かみをもたらします。
縁は丸く丁寧に仕上げられており、視覚的にも触感的にもやわらかさを感じられるデザインです。


脚部はフェットチーネのような平たい楕円形のワイドレッグをハの字に配置。
安定感を確保しながらも圧迫感を抑え、見る角度によって軽やかさやダイナミックさなど、さまざまな表情を楽しめます。
さらに、天板から脚部へと流れるようにつながるラインは、違和感のない美しい接合を実現。
構造とデザインが一体となった、完成度の高い仕上がりとなっています。

幅130cm・奥行105cmと、4人掛けでもゆったり使えるサイズ感。
多角形ならではの形状により、それぞれのスペースが緩やかに分かれ、食事だけでなく読書や作業など個々の時間も快適に過ごせます。
装飾を抑えたシンプルな構成は、北欧家具はもちろんさまざまなインテリアに馴染みやすく、コーディネートの幅も広がります。
空間の主役として、暮らしにさりげない変化と楽しさをもたらしてくれる一台です。

日常の中で何気なく使うダイニングテーブルだからこそ、少し視点を変えるだけで空間の印象は大きく変わります。
そんな新しい選択肢として、アナログテーブルを取り入れてみてはいかがでしょうか。











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