Robert Mallet Stevens
Stevens Chair Model.C
世界的に知られる「近代建築」の基礎を作り上げた巨匠、「ル・コルビュジエ」。
近代建築の三大巨匠として位置づけられる同氏と「双璧」・「最大のライバル」などと称される、1920〜30年代のフランス建築界において非常に重要な人物がいました。
その人物は、「ロベール・マレ・ステヴァン」。コルビュジエとほぼ同い年。彼らは反目し合うだけでなく、1929年にシャルロット・ペリアンらと共に「現代芸術家協会(UAM)」を設立し、同じ戦線に立ちました。
ちなみに、ジャン・プルーヴェ・ピエール・ジャンヌレ・ルネ・エルブストら錚々たるメンバーを揃えている中、初代会長は今回の主役「ロベール・マレ・ステヴァン」です。
ル・コルビュジエと並ぶ、知られざる巨匠

1945年第二次世界大戦中に亡くなった同氏は、自身の死後にすべての図面や仕事の資料を廃棄・焼却するよう遺言を残し、その意志どおりに資料が処分されました。
同氏の手掛ける作品には特注品が多かったこと・戦争の最中にあったことも加え、作品があまり世に出回っていません。
そんな彼の作品の中から今回は「ステヴァンチェア」。座面裏には同氏の頭文字から取った物と思われる「RMS」の刻印があり、恐らく復刻されたもの。


復刻したのが1978-1980年代なので、おおよそ40年が経った雰囲気漂う1脚。
スチールパイプを曲げて溶接するというシンプルな方法で、美しい仕上がりに。無駄を極限まで削ぎ落したミニマムな構造はステヴァンらしい優雅なデザインです。


柔らかい印象の丸いロッドのフレームに対して背もたれにはフラットバーを使用。シャープな印象も併せ持ち、背面の曲線とのコントラストにより全体の印象が引き締まっています。
薄く平らなフラットバーは見る角度によっても表情を変えるので、生涯飽きの来ないプロダクト。少ない工程ながらに旨味がどんどんあふれでてくる…。


造形のコントラストも美しいですが、パイプとレザーを用いたクッションシートとの異素材の組み合わせも程よい違和感を生み出しています。
水滴のようにぷっくりと膨らんだクッション。無機質なフレームの中に立体的な別のマテリアルが加わっています。
カラーがブラックで統一されているので、不快感が無く、気持ちよくまとまったアイテムです。

当時のフランスのセレブや芸術家たちと深い親交があったりと、ロベール・マレ・ステヴァンらしい少し品のある優雅なチェアですが、パイプの塗装剥がれやそこに出来た錆びなどで加わるヤレ感。
古びた趣のある雰囲気と上品さを併せ持った新品のアイテムには出せない表情を魅せてくれます。これぞシャビーシックだ!!

日本での知名度は薄く、市場にあまり出回っていないステヴァンの作品。今回学芸大学店には2脚揃っての入荷です。
ぽつんと置いておくだけで様になりそうですが、パイプで作られている為見た目に対して軽量でありながら、肉厚なクッションによって座り心地も申し分なく、普段使いにもおすすめしたい1脚。
「ル・コルビュジエ」と肩を並べたフランス建築の巨匠の代表作をぜひご自宅のダイニングシーンにいかがでしょうか。































美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて