France Vintage
Mosaic pattern steel leg chair
こんにちは。用賀店のふくです。
僕はimptionに入社して5年目を迎えているのですが、今の仕事の1番の楽しみと言えばビンテージのアイテムを見る事なんです。
既製品とは異なるデザインや素材、経年により変化した表情、全く同じものが存在しないってところが非常に魅力的だと思っています。
今日はそんな僕のお気に入りのチェアをご紹介させて頂きますので、是非最後までご覧くださいませ。
特別であり続けるビンテージチェア
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こちらはフランスのビンテージチェアです。
ヨーロッパ圏のビンテージアイテムだとクラシカルなデザインやペイントのかすれたシャビーなカントリー調のアイテムが多いと思います。
アメリカのミッドセンチュリー期のアイテムも少し変わったものが多いので、個人的には好きなのですがフランスのアイテムはビンテージアイテムのなかでもやはり特別ですね。
まず、目を惹くのは背もたれと座面に入るモザイクパターン。
白地に赤と緑のマーカーで書いたような太い線に黒の細い線。
アパレルなどでもこういった柄は見る事が無く、このサイケデリック?みたいな柄は何をモチーフにしているのでしょうね。
更に面白いのは柄だけが珍しいわけではなく、スチールのフレームもなかなかお見かけしないデザイン。
座面下から背もたれに向かうフレームはVの字。
脚部は床に向かいテーパードしながら後方の脚は支えるように後ろに伸びています。
全体を見ても線が細くすっきりとした印象を受けますね。
実際に腰を掛けてみると見た目のイメージを良い意味で裏切ります。
まず、背もたれは包み込むような曲線で、フレームにより傾斜が付いているので身体をしっかりと支えてくれます。
加えて座面も背もたれ同様に曲線のラインとなっておりますので、太ももあたりの収まりが非常に良く、安定した座り心地を提供してくれるんです。
生産された年代は恐らく1950~60年代と古く、もちろん多少のダメージは御座います。
ただ、この椅子を本当に楽しむのだとしたらこのくらいのやれ感が必要なのでは思いますので個人的にはこれからがピークを迎えるといった印象を受けます。
センスの良さが光るフランスのビンテージチェア。
見る者を楽しませ、これからも特別で居続けてくれるアイテムだと思います。
毎日の刺激としてこのチェアを生活の一部として迎え入れてみて下さい。