FRAMA
9.5° Chair
数々のデザイナーに生み出されてきた多くの名作椅子。それらの全ては快適な座り心地はもちろんの事、何より特筆すべきなのはアイコニックな美しいシルエット。
シェルチェアやパントンチェア、セブンチェアやYチェア等、多く名作と呼ばれる物はどれも椅子という括りの中でアートの側面を持っています。しかし、そこから更に芸術的な方向に舵を切ったチェアが存在します。
椅子という枠を越えた芸術

2011年、クリエイティブディレクター・Niels Strøyer Christophersen を中心にデンマークのコペンハーゲンで創立したデザインスタジオ" フラマ / FRAMA "。
家具や照明のデザインのみならず、フレグランスのプロダクトデザインやホテルや商業施設のインテリアの設計を手掛けるなど、ライフスタイルにおける活動を多岐に渡って行っています。
天然素材、シンプルな幾何学模様、そして妥協のない品質に重点を置いており、デザインと生産に対する自然体で実践的なアプローチは幅広い製品コレクションで統一された美学を実現しております。

そんな同社から販売されている「 9.5° 」チェア。
デザインを手掛けたのは新進気鋭のデザイナー "ラスムス・ベッケル・フェックス / Rasmus B. Fex "。彼が2014年にこのチェアを発表し、その年にはFurniture of the year 2014を獲得。その他にも数々の賞を受賞し、現在ではノルウェーのクヌート・ハムスン博物館とデンマークのトラフォルト博物館に展示されています。

このチェアの大きな特徴は名前の通り9.5°に傾斜したフレーム。木材は耐久性の高いアッシュ材を使用。シェーカーチェアを参考とした伝統的な造りに大胆なアレンジを加えられた逸品です。自分は最初見た時にマイケル・ジャクソンのSmooth Criminalを彷彿とさせる佇まいを感じました。
前脚が前方に、後脚が後方に伸びて傾斜しているというのは珍しくありませんが、全ての脚が横方向に傾斜しているというのはこの椅子でしか見られない、斬新かつ革新的なデザインに仕上げられています。

傾いた見かけによらず、着座の際は安定した座り心地。
正面で座るだけでなく、左向きで座ると座面横のフレームが下方向に傾いている為、太もも裏への負荷を軽減し、背もたれが片アームの様な役目を果たします。

高い芸術性はギャラリーや店舗に単体でオブジェとして置いておくだけでとても画になるアイテム。
モダンテイストに合うシルエットとナチュラルなカラーリングによって、幅広い空間に合わせやすくなっています。

現在販売されているカラーはブラックのみとなっており、このナチュラルは現在廃番となっています。
これは椅子なのか?椅子の形をした芸術作品なのか?そんな不思議な感覚にさせる9.5°チェア。斬新な着想による椅子としての機能性と高いインテリア性は先人たちのアイデアを超越した、新たな名作の誕生を感じさせます。











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