Pilastro
Lounge Chair
特有の佇まいを持つオランダのインダストリアルデザイン。
北欧やヨーロッパには無いエッジは近年日本でも評価されています。
本日ご紹介させて頂くのは、ミッドセンチュリー期に他に無いデザインを提示し、新たなアイコンを作り上げた名デザイナーの逸品。
ラウンジチェアのご紹介です。
無骨な温度
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オランダのメタルファニチャーメーカー、ピラストロ。
同じくオランダの名メーカートマド社と並び、60年代のダッチデザインを手掛けています。
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1965年、オランダのピラストロ社によって製作されたラウンジチェア。
オランダ人デザイナー、ティヤーク・リェンネハとフリソ・クラマーのデザインが組み合わされたユニークな一脚です。
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フレームは1959年、オランダのアーレンド・デ・シュルコの為にフリソ―・クラマーがデザインしたもの。
名作リザルトチェアを製造したことでも知られるファニチャーメーカーでもあり、直線的なデザインがモダンな印象です。
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ホワイトのカラーリングも良い雰囲気。
アーム部のみ樹脂素に材切り替えられており、金属特有の冷たさを伝えません。
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シートはティヤーク・リェンネハデザイン。
ダッチデザインらしいメタルシェルフ等のデザインを手掛け、アイコニックなプロダクトを残しています。
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程よい傾斜と適度な硬さのクッションとが相まって座り心地は快適。
体重を預けて寛ぐことが出来ます。
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コンパクトなサイズ感とすっきりとシンプルなデザインは空間に圧迫感を与えません。
フレームがシートを挟み込むようなかたちは非常に軽快で、どこか心地よい浮遊感を感じさせてくれます。
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直線的なフレームデザインとシンプルなシートデザイン。
所々に与えられたユーザーへの配慮。
それらが融合することで生まれる無骨な温度はオランダのミッドセンチュリーモダンファニチャーが持つ特有の魅力と言えます。
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