Turkmen & Bharuch
TRIBAL RUG
「民族の絨毯」という意味を持ち、その名の通り様々な国々に暮らす少数民族たちによって作られたトライバルラグ。
他にはない独特な存在感を放ち、見るたびに目を奪われてしまいます。
あるだけでいつもとはひと味違う雰囲気をお楽しみいただけるトライバルラグ2点のご紹介です。
トライバルラグのある生活
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1つ目は、イランやアフガニスタンの国境付近に住むバルーチ族によって作られた1枚です。
他の部族のラグよりも深みのあるトーンのものが多いバルーチ。
全体は色褪せたようなアンティーク感もあり、目を引く存在感をもちながらも、落ち着いた雰囲気を醸し出します。
また複数の織りの技法を使いこなす、高い技術と豊かな感性を持つことで知られているバルーチ族。
今回のラグは「ドラゴン」と呼ばれるモチーフで、中央に描かれたひし形や大小様々な模様が全体に散りばめられ高いデザイン性を感じられます。
さらに編み込まれた柄には、豊作・豊かな暮らしが続くようにと願いが込められています。
模様から意味を読み取ることができることもトライバルラグならではの魅力の1つです。
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2つ目は、イラン北東部からトルクメニスタン、アフガニスタン、ウスベキスタンにかけての中央アジアに住む、トルクメン族のラグ。
バルーチ族と比べて、赤や茶色を織り込んだ美しい色合いが特徴です。
どの部族よりも最も赤にこだわりをもつトルクメン族。はっきりした色合いながらも深みのある上質さを感じられます。
そしてトルクメン族の特徴でもある、部族や家柄を示す紋章のような役割を持つ「ギュル」。
ギュルには様々な派生形が存在するため、主なものだけでも40近くの種類があるそうです。
ちなみに15世紀の細密画にも既にこの様式の絨毯が描かれており、古くから用いられてきた模様であることがわかります。
このラグも様々な幾何学的なギュルが織り込まれた魅力的な1枚。
モチーフは分かりませんでしたが魔よけの意味をもっているそうです。
模様が連続する美しいデザインにどこか心を惹かれてしまう逸品です。
人の手で1枚1枚心を込めて作られたすべて1点もののトライバルラグ。
1つあるだけで空間をグッと締まった雰囲気にしてくれそうです。
敷いて使うのはもちろん、1つのアートピースとして様々な楽しみ方のできる逸品。
お部屋に取り入れやすく、色んな場所で色んな用途で試せる、まずは小さめサイズからいかがでしょうか?
バルーチ Bharuch 66×60cm ピンクベージュ系 ドラゴンモチーフ
トルクメン Turkmen 83×62cm ギュル文様 レッド系