PACIFIC FURNITURE SERVICE
MISSION TABLE
数あるインテリアブランドの中でもひと際存在感を放つのが、東京・恵比寿に店舗を構える"パシフィックファニチャーサービス P.F.S"。
"リオン LYON" や "クラリンCRALIN" 等アメリカを代表するブランド家具や雑貨アイテムの輸入販売を始め、これまでに数多くのアンティークを取り扱ってきた豊富な知見を基に生み出されるオリジナルプロダクトが高く評価され、国内を代表するブランドとして広く知られるようになりました。
本日は、そんなP.F.S社が手掛ける「ミッションテーブル MISSION TABLE」のご紹介です。
シェーカースタイルから生み出された、P.F.S拘りのダイニングテーブル。
かつてキリスト教のプロテスタントの一派として存在していた、シェーカー教。
現在では消滅していますが、18世紀後半にイギリスからアメリカニューヨーク州へと教徒が渡った事で普及し、教徒達は田園で自給自足の共同生活をしながら祈りと労働の日々を送ったと伝えられています。
そんなシェーカー教徒は生活における家具や雑貨類も自らの手で製作しており、中でも"シェーカーチェア"は外部からの人気が高く、販売していた事もあったのだとか。
それをきっかけに、彼らが作った家具特有のデザインは"シェーカースタイル"と呼ばれ新たなインテリア様式として世界的に広がり、近年ではインダストリアルに迫る人気を見せている事でも知られています。
その特徴は、"用の美"に特化した無駄の無いデザインと、実用的な仕様。
少ない言葉で表すのであれば「シンプルで、丈夫で、使いやすい。」
何よりこれら3つの要素がデザインそのものとなって姿形に表れた特有の佇まいに定評があり、邪気も飾り気も無いそのデザイン観は、現在多くの人々が求めている「本物の家具」そのものと言って差し支えないでしょう。
さて、こちら「ミッションテーブル MISSION TABLE」はそんなシェーカースタイルに忠実にデザインされ、卓越したクラフトマンシップで製作されたP.F.S拘りの一点となっております。
現在同社でラインナップされているテーブル/デスクの中でも最高級に位置し、受注から数か月かけてじっくりと製作される受注生産品。
テーブル全体にカバ(樺、バーチ)の無垢材が使用された伝統的で説得力のある素材感、良質なビンテージを想わせる飴色がかったカラーリングも秀逸で、シンプルなトラッドさに滲み出る信頼感、シェーカースタイルならではの飾らず凛としたデザイン観が見事に表れています。
ワンポイントで設けられた抽斗も、大変機能的で合理性の高いデザイン。
浅型で内部の奥行きが48cmと非常に広く取られており、レール等を使用していないにも関わらず殆どフルオープンにする事が可能。ほぞによる接合なども含め、手工の工夫が凝らされた作りの良さに感嘆とさせられます。
この抽斗の大きさはカトラリー類やテーブルクロス、又はトレイ等をこのテーブルに必要な分だけ収納するのに十分なスペースで、「この一杯で十分に機能する」というシェーカースタイルが、生活をよりシンプルなものに昇華させてくれそうです。
如何でしたでしょうか。
他にない充実感を宿す逸品となっており、時と共にその風合いを増しながら、空間を更に心地よく満たしていくことでしょう。
またこちらは特別サイズでオーダーされた一点となっており、天板の寸法はW140×D74cm。
4人用のダイニングテーブルとして丁度良く、空間への負担を抑えながらも奥行きにやや余裕があるので テーブルセンターやキャンドル、フラワー等を設置したテーブルコーデをお楽しみ頂く事もできるかと思います。
人気の一点となっておりますので、お探しの方は是非この機会にご検討くださいませ。