PAGHOLZ
Stacking Chair with Table
近年、廃校となった学校の校舎をそのまま再利用し、水族館やギャラリー、宿泊施設など新たな文化施設として展開する事例が増えてきています。
私も京都芸術センターや秋葉原のアートセンターなどに足を運んだことがあるのですが、校舎独特の静けさや質感、整理整頓された雰囲気は実際の母校ではないのにどこか懐かしく感じました。
しかし再利用と言えば建物だけではありません。本日は、昔通った学校の空気を思い出すようなアイテムをご紹介致します!
あの頃のチェア
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本日ご紹介するのは、プライウッドチェアの製造を主に行うドイツ・メクレンブルクの家具メーカー"パグホルツ PAGHOLZ"のテーブル付きチェア。
パグホルツは、あらゆる刺激や気候変動にも耐え得るプライウッドならではの強度を活かし、学校の備品だけでなくスタジアム観覧席やミュンヘン地下鉄ホーム内のベンチなど多岐に渡るプロダクトを手掛けています。
確かにこの理路整然とした佇まいは家庭用家具製造メーカーには出せない魅力かも知れません。
今回入荷したチェアもシート部分にプライウッドが採用されています。横から見た時のこの薄さと緩やかなカーブ具合!プライウッド好きにはたまらない光景です。
座面・背もたれには柔らかな手触りのシートパッド付き。プライウッドの鮮やかなオレンジブラウンも良いですが、ブラックが入る事でシックなまとまりが出ています。
脚部とテーブルを繋ぐアーム部分はスチール製。この異素材がミックスされている感じ、学校ならではのインダストリアル感ですよね。
テーブルは横幅約42.5cm×奥行約34cm。軽食であれば食べられるサイズです。A4サイズも置けるので、ちょっとした書き物やパソコン作業の際も使えるのが便利。
テーブルがちょっと狭いかな?と思いきや、勉強・落書き・居眠りなどなど実はこのチェアだからこそ出来る事も多いんです。
母校の音楽室や視聴覚室のチェアが同じタイプだったのですが、テーブルの脚部を意識しなくていい解放感からか、座るだけでテンションが上がったのを覚えています。
更にこのチェア、テーブル部分を上げればスタッキングも可能です。残念ながら現在学芸大学店にあるのは1脚のみなのですが、同じチェアを探して何脚か揃えるのもおすすめ。
例えばご自宅で何か教室を開かれる際やオフィスの会議室など、テーブル付きチェアは何かと活躍してくれると思います。
チェアもテーブルもなるべくコンパクトにして部屋の使用可能な床面積を広げたい!と考えている方は、もはやチェアとテーブルを一体にするのも手かも知れません。
本日はパグホルツよりテーブル付きスタッキングチェアのご紹介でした!
どこか懐かしい香りが漂う、しかしデザイン性と機能性は侮るなかれ!なスクールチェアです。
あの頃を過ごした学校の空気を、是非ご自宅で味わってみてはいかがでしょうか?