VATNE Falcon Chair

生活に必要な家具って何でしょう？ 人によって求める家具の必要性は様々だとは思いますが、まずは生活の基盤となる家具を購入する方が多数だと思います。 生活の中で必要な家具に優先順位を付けると恐らくは、ダイニングテーブルとダイニングチェア、ソファあたりが1位、2位を占めるのではないでしょうか？ それが揃ったら、次にシェルフやキャビネット。生活が落ち着いてきたら、サイドボードやラウンジチェアなど、普段の生活を豊かにする家具を買い足したり。 おっと、ラグや壁に飾るアートやポスターも忘れてはいけません。お気に入りのオブジェもあれば尚良いですね。

私の椅子の優先順位。

>>この商品の詳細を確認する たしかに、生活に必要な家具の1位や2位はダイニングセットやソファかもしれません。では、ラウンジチェアはどうでしょう？ 食事をする椅子はあるし、座るだけならソファがある、そしてラウンジチェアは1人しか座れない。などなど、ラウンジチェアは必要な家具としては優先順位が下がってしまう印象です。 しかし、必要・不必要を関係なく、単純に欲しい家具は？と聞かれれば、ラウンジチェアは欲しい家具の1位、2位に食い込んでくるのではないでしょうか？ さて、前置きが少し長くなりましたが、本日はノルウェー生まれの格好いいラウンジチェアのご紹介です。 バットネ社・ファルコンチェア。 バットネ社は、1946年の創業から現在まで続くノルウェーの老舗家具ブランド。地元ノルウェーではトップブランドとして有名ですが、日本では家具に詳しい方でないと、なかなか耳にすることがないメーカーです。 日本では寝具メーカーで有名なフランスベッドが輸入販売を行っていましたが、現在ではどうやら取扱いをしていないようです。そんな通好みのファルコンチェアですが、デザインを見て頂ければわかる通り、やたらにカッコイイ！！ ファルコンチェアは1970年代にデザイナーのシガード・レッセルが発表してから現在に至る約50年もの間、世界中で愛され続けているロングセラーアイテム。名前の通り、ファルコン(はやぶさ)のようなフォルムで高い評価を集めています。 特徴的なのはデザインだけでは無く、そのチェアの構造も特徴的。 キャンバス生地のシートをプライウッドのフレームに引っ掛け、フレームの4か所のみでシートを吊るします。さらにキャンバスシートにレザークッションをボタンで取り付けるという脱着式のラウンジチェア。 取り外しが可能なチェアですので、お掃除などのお手入れもし易いのもポイントです。 レザーはキメの細かい上質な本革を使用。ヘッドレストも備わっていますので頭を程よく支えてくれますし、座面先端はすこし垂れ下げることで膝裏までカバー。 プライッドのフレームは軽量でしなやかです。 フレームにシートを吊るすというハンモック的な構造ですので、シートに座ると曲木のフレームがしなり、本革のクッションと相まって浮遊感のある座り心地が堪能できます。 普通のラウンジチェアと違ってかなり軽量なチェアとなっていますので、チェアの移動も楽に行えます。窓際で日向ぼっこをしながら読書したり、テレビの前で好きな映画を観たり、オーディオで音楽を聴いたりと、軽量ですのでチェアを好きな空間へと連れていけますよ。 ソファやテーブルと違って、ラウンジチェアはかなりパーソナルな要素が強い家具です。 家族や恋人と使うものなら相手の好みや意見も聞かなければなりませんが、ラウンジチェアは1人で使うものなので、自分の好みで決めていいと思います。 ファルコンチェアが「私の椅子」と言えるような、お気に入りの椅子になってくれれば嬉しいです。