Herman Miller
Lounge Chair Metal LCM
MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久コレクションや、『タイム』誌の「Best Design of the 20th Century」に選ばれた、誰もが認める名作チェア“イームズ プライウッド ラウンジチェア”。1946年に発表されて以来、今でも新鮮な輝きを放ち続ける、優雅で、軽やかで、快適なチェアです。是非ご覧ください。
20世紀最高の1脚
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デザインを手掛けたのは、ミッドセンチュリー期における工業系デザインの第一人者“チャールズ&レイ・イームズ Charles & Ray Eames”です。2人が1940年代から長年研究していたプライウッド(形成合板)の技術は、海軍からの依頼で担架やレッグスプリントなどに用いたことをきっかけに、このチェアへと応用されました。
当時家具の素材としては一般的ではなかったプライウッドですが、イームズたちは素材の特性を生かして、軽く、無駄のないすっきりとした画期的なデザインのチェアを生み出すことに成功!手頃な素材で、大量生産が可能なプライウッドの家具は、経済成長期の世の中で必要とされていたものでした。
クッションがなくても快適なチェアを目指したというイームズ夫妻は、プライウッドだからこそ成せるこの三次元曲面によって、その目標を実現!木製のチェアは一見硬いイメージがありますが、この滑らかな曲線のシートは、人の身体にフィットしたフォルムとなっているため、想像以上の快適な座り心地です。また、プライウッドの適度なしなりと、脚部に装着している天然ゴム製のショックマウントが、身体を預けた際の衝撃も吸収してくれます。
同シリーズのリビングチェアタイプに比べ、こちらのラウンジチェアは、シートが低く、背もたれと座面が広いのが特徴。あぐらをかく事だって可能です。また、座面の傾きも大きめに作られており、自然と背もたれに体重がかかる構造となっているので、ゆったりと身体を任せてくつろげる、心地よさを極めた1脚となっています。
和室洋室を問わずに使える、低めの設計も日本の住環境には嬉しいデザイン。スチールレッグは、ホワイトアッシュ材のシートとも相性が良く、洗練された空間を作りだしてくれるアイテムです。後ろ姿にもどこか愛嬌を感じますね。
デザイン界に大きな足跡を残したと言っても過言ではない、歴史的名作“イームズ プライウッド ラウンジチェア”。時を経ても色褪せない20世紀最高のチェアです。いつかは手に入れたいと思ってしまう魅力たっぷりのこちら、是非この機会にいかがでしょうか。