Herman Miller model 4950 Tray Table
1946年"ハーマンミラー Herman Miller"のデザインディレクターに就任したGeorge Nelson(ジョージ・ネルソン)。自ら数々の優れたデザインを生み出したことに加え、当時無名であったイームズ夫妻やイサム・ノグチ達の才覚を見出した事で、ミッドセンチュリー期を語る上で欠かせない人物となりました。 今回紹介するのは同氏デザインの1点。しかもとびきりレアなビンテージアイテムです。 この先またお目に掛かれるか分からない貴重な1点ですので、この機会に是非紹介させてくださいませ。名作から生まれた名作
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1948年、アイリーン・グレイのデザインした名作『E1027 アジャスターテーブル』のオマージュとして誕生した『4950 トレイテーブル』。
モチーフを一切劣化させる事無く、ネルソンのフィルターを通して要素を変質させる事により生まれた、オマージュのお手本と呼びたくなるような作品です。
ガラスは木に、曲線は直線に。素材・デザインは変わりますが、モチーフの核であるアジャスタブル仕様はしっかりと残されており、シーンや合わせる家具によってフレキシブルにお使い頂けます。
線の細いスチール脚に合わせられるのはウォールナットのプライウッドによるトレイ。みず返しのように反り返った縁からはネルソンらしい遊び心を感じさせられます。
ブックマッチの手法により左右対称に揃えられた木目が美しく、加えてビンテージならではの枯れた木の風合いは素晴らしいものです。
さて、冒頭で「レア」とは言いましたが、それはこの個体がハーマンミラー製造のトレイテーブルの中でも"初期"モデルに当たるものであるからです。
ハーマンミラー社製トレイテーブル"後期"に当たるものは天板裏フレームがコの字型ですが、今回入荷の個体は発表当初に採用されたT字型。
移行期のものとしてT字・コの字両方の位置にマウントが取り付けられているものもあるようですが、こちらに関してはT字型用のマウントのみが取り付けられていますので、非常に希少な最初期に製造されたものと言えそうです。
2000年代の短い期間、"ヴィトラ vitra."による復刻も行われましたが、こちらともアジャスター部分のデザインが異なります。何より一目見て感じる、ただならぬ存在感がオリジナルビンテージである何よりの証拠です。
さて、いかがでしたか?
先人の名作を見事自分の色に塗り替え、それでいてリスペクトを忘れないデザイン。ジョージ・ネルソンの才能と人格を見せつけられる、名作から生まれた名作の紹介でした。
こちらのアイテムはオークションにて先行販売中。オンラインショップからはお求めいただけませんのでご注意くださいませ。
(追記: オンラインショップでも販売を開始致しました!2024/4/7 )
次回入荷の見込めない大変希少なアイテムですので、是非この機会をお見逃しなく。











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