ハーマンミラー Herman Miller モダンファニチャーセールス サイドシェルチェア アプホルスター オリジナルジラルド生地 チャールズ&レイ イームズ 希少 ~チャーリーとアレックス~

ハーマンミラー Herman Miller モダンファニチャーセールス サイドシェルチェア アプホルスター オリジナルジラルド生地 チャールズ&レイ イームズ 希少 ~チャーリーとアレックス~

ハーマンミラー Herman Miller モダンファニチャーセールス サイドシェルチェア アプホルスター オリジナルジラルド生地 チャールズ&レイ イームズ 希少 ~チャーリーとアレックス~

Herman Miller Side Shell Chair × Girard

三国志なら、劉備と関羽と張飛。映画なら、スティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカス。あと、ジョニーデップとティム・バートンもそうかも?スポーツ界なら、王貞治と長嶋茂雄。魔裟斗と山本“ KID ”徳郁だってきっとそうだったに違いありません。 ぱっと出てくるのはこんなところですが、ここに羅列した人たちはいわゆる「盟友」と呼ばれる人たち。 同じ目的をもち、約束を誓い合った友や同志を意味する盟友。お互いに手を取り合えば国だって建てられるし、名作と呼ばれる映画も作ることができるし、記憶に残る名試合をやり遂げることだってできる!というわけです。 そして、インテリアの世界にもそんな関係をもった有名人がいるのですが、皆さんご存じですか?ミッドセンチュリー期を代表するあの2人です。

2人は盟友

>>この商品の詳細を確認する その“ 盟友 ”とはそう、Charles & Ray Eames(チャールズ・レイ&イームズ)のチャールズとAlexander Girard(アレキサンダー・ジラード / ジラルド)の2人。彼らが世に送り出した名作チェアといえば、後ろ姿とパーツの写真だけでもきっと皆さんお分かりですよね? イームズとネルソン(Geroge Nelson)の誘いがきっかけで、1952年にジラードがHerman Miller(ハーマンミラー)社のテキスタイル部門デザインディレクターに就任したというのは周知の話。でも、イームズとジラードの親交が始まったのはその少し前。1940年代頃から、だったそうです。 さて、ジラードといえばやはり独創的でカラフルなテキスタイルが有名ですが、そのデザインはフォークアートの影響を色濃く受けているんだそうです。フォークアートとは、日本語にするといわゆる民芸品のこと。純粋な美を追求する美術とは対照的に、装飾的であるのが特徴です。 今回用いられている生地は、1959年にデザインされた「Jacobs coat / ジェイコブスコート」のMulticolored Brite(明るいマルチ)カラー。そういえば、前にもこんなストライプ見たことある!なんて思いだしたので、比べてみました。 上の写真が今回のビンテージファブリック、そして下の写真が以前取り扱った新品の「Miller Stripe / ミラーストライプ」生地です。並べてみると、風合いの違いにびっくり! そして、お待たせしました。全体像がこちら!この組み合わせ、例えるなら土と花といったところでしょうか? 土壌(シェルチェア)が普遍的なそのデザインで土台を作り、その土に根を張り咲き誇る花(ファブリック)。そんなイメージなんですが、もしかして例えが分かりづらい?つまりは、究極にシンプルなシェルチェアのデザインに彩りを添えるジラードのテキスタイルが印象的と伝えたかったのです。 ちなみに、このジラードの生地は1902年にニューヨークで創業したmaharam(マハラム)社のもの。現在では、米国でハーマンミラー社のグループに加わり子会社になっているようです。 ここまで生地にばかり目を向けてきましたが、実はシェルにも注目ポイントが!刻印を見ると分かるように、こちらは1964-1988年代頃のModern Furniture Sales(モダンファニチャーセールス)時代に製造された希少なシェル。いわゆる2ndタイプと呼ばれる時代の日本製の逸品です。 おそらくパーチメントカラーだったのではないかと思われますが、経年によりさらに風合いが増して貫禄あるシェルチェアへと変貌を遂げています。 さらに忘れてはならないお伝えすべき点がもうひとつ。こちらのベースは、通常のエッフェルベースに比べて日本人に合わせて低く作られたロータイプなんです! なかなか出会うことのないモダンファニチャーセールスが販売していた当時のままのベースにマウントや脚キャップも、至るところにビンテージ感が満載!ですが、まだまだ現役。通常使用には問題はなさそうです。 ビンテージのファブリックを纏ったまま、ここまでオリジナルの良好なコンディションで残っているのは珍しいこと。イームズファンやジラードファンならずとも必見!のシェルチェアというわけです。 インテリア界の盟友、イームズとジラード。きっと2人は「チャーリー」と「アレックス」と呼び合う仲だったに違いありません。 そんな彼らの仲良しエピソードを最後にひとつだけ。ジラードが“ チャーリー ”と名付けた自分の愛犬を呼ぶと、ジラード宅に遊びに来ていたチャールズ・イームズがいつも間違えて振り向いていたんだそうです。なんだか微笑ましい逸話ですね。 盟友同志がタッグを組んだ“ 不朽の名作 ”。もし迎え入れたなら、ぜひ当時の2人のやりとりや仲の良さにも想いを馳せてみたいものです。 ※現在、学芸大学店にもジラルド生地のチェア(アームシェルチェア・ロッカーベース)を在庫しております。あわせてご覧くださいませ(詳細はこちら)。

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