Herman Miller
Perch
名作と称され今尚多くの人々に愛されるミッドセンチュリー期のプロダクト。
新素材の開発と巨匠たちの遊び心と発想、より良いものを作ろうとする情熱は時代を超えるデザインに形を変えました。
本日ご紹介させて頂くのはオフィスワーカーのスタイルに寄り添った新しい形の名プロダクトです。
止まり木
>>この商品の詳細を確認する
ミッドセンチュリーモダンデザインの巨匠、ジョージ・ネルソン。
歴史的名作を残した同氏の作品は今尚新鮮な空気を持って空間に佇まいます。
このチェアもまた、巨匠がのこした名作のひとつです。
1960年代、ハーマンミラーのリサーチコーポレーションの社長であったロバート・プロプストとジョージ・ネルソンとの協同で生まれたシリーズ、AO-1(アクションオフィスコンセプトシステム)。
オフィスワーカーの作業姿勢に着目し、立ち座りのし易いオフィス家具シリーズが展開されました。
パーチは同シリーズのラインナップのひとつである製図用のドラフティングスツール。
気軽に立ち座り出来るシンプルな造形に様々なユーザーやシーンに対応する柔軟性が与えられた新しい形のオフィス家具です。
欧米のオフィスでは立った状態に近い姿勢で作業をすることが多かったそう。
その方が身動きが自由で、よりアクティブに働くことができました。
パーチの特有の仕様は尺の長い定規類を用い製図する際に丁度良いパフォーマンスで寄り添います。
一見背もたれに見える箇所はアームレスト。
立ち作業の多いシーンでの作業効率を考慮し、片側にのみ設置されています。
コンパクトながら程よいクッション性で身体や腕を支えてくれます。
軸パーツを押さえながらシートを回転させることで昇降可能。
シンプルな仕様ながら様々な体型のユーザーやシーン、用途に対応します。
スタイリッシュな脚デザインとフットレスト。
同氏の他の名作と共通する美しいバランスでまとめられています。
スムーズな可動と安定性の両立もパーチの魅力の一つです。
高い場所、止まり木の意味を持つパーチ。
その名の通りこのスツールはオフィスやワークシーンで軽やかに佇まいます。
ユニークなルックスではあるものの繊細な作業を確りと支える巨匠の一脚。
ワンランク上のアイテムです。