Herman Miller
PEDESTAL SIDE TABLE
こんばんは。用賀店のふくです。
最近この記事で立て続けに名作と呼ばれるアイテムや有名デザイナーのアイテムをご紹介させて頂いております。
ヴェルナー・パントンの希少なビンテージ コーンチェア。
イームズのコントラクトテーブル。あわせてアルミナムグループチェアも。
かなり贅沢なラインナップで、僕自身も名作アイテムに触れられることが嬉しく、毎日楽しく仕事が出来ている事を実感しております。
そして今日はジョージ・ネルソンのアイテムをご紹介させて頂きます。
是非、最後までご覧くださいませ。
傍にいて欲しいテーブル
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こちらはアメリカ ハーマンミラー社の『ペデスタル サイドテーブル』です。
ペデスタル=像や柱を立たせるための台 という意味。
その言葉の通り、脚部が非常に印象的に映るサイドテーブルです。
デザインがされたのは1954年と60年以上前になります。
ネルソン氏といえば自由なシルエットにカラフルな色使いで、空間のアクセントとなってくれるようなアイテムが多いと思いますが、こちらはやや落ち着きを感じさせるデザインですね。
それもそのはず、こちらは目立つことよりも馴染むことに重きを置いたから。
天板と脚部はホワイトカラーで統一され、爽やかな印象を受けます。
天板はΦ43cm H55cmとどんな場所にでも設置が出来るサイズ感でありながら、手狭だと思わせることのない絶妙な大きさです。
ネルソン氏らしさを感じさせてくれるのはやはり天板の縁と裏側でしょうね。
木の表情を見せることで温かみと安心感を与え、無機質になり過ぎないようにする工夫を感じさせます。
また、普段目に入らない天板裏のディテールからは遊び心を垣間見れるので是非、覗き込んでみて下さい。
脚部も少し変わったライン。
直線のみの十字ではなく緩やかな曲線が加えられ、今にも動き出しそうなくらい生物的で柔らかな印象を受けます。
恐らくこれは使い手への「楽しみながら長く使って欲しい」という想いが詰まっているのでしょう。
ネルソン氏の想いを感じさせる特別なサイドテーブル。
一見シンプルに見えますが、随所から遊び心と拘りを感じさせますね。
お気に入りのチェアやソファの横。
ベッドサイドにも良いですね。
是非、お気に入りの場所の隣に迎えてみては如何でしょうか?