Herman Miller
Celle Chair
生物を構成する最小単位である「細胞」。
生き物としては当たり前の構造ですが、それをオフィスチェアに応用してしまうなんてやっぱりデザイナーさんの発想力は凄いですね。
今回はそんな革新的な発想から生まれた革新的な1点の紹介です。
セルが生む柔軟性
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今回紹介のチェアだけでなく、冷蔵庫等多様な製品のデザインでも有名なアメリカ出身のデザイナージェームス・カルーソによりデザインされ、ハーマンミラー社から発売された『セラチェア / Celle Chair』。
その名前は背もたれと座面を埋め尽くす「セル」に由来します。
1000を超える「セル」と呼ばれるポリマー性のパッドは驚くことにそれぞれ違う弾力を持ち、身体の場所場所に合わせ最適な配置を取っています。
どんな姿勢の変化にも対応する柔軟性を持ち、デザイナーであるカルーソはその座り心地を、物体を浮き上がらせ状況に合わせて形を変える「水」に例えました。
水のようとは言っても勿論座ったらびしょびしょになるような事は無く、細胞と細胞の間には隙間があるメッシュのような構造となっている為、むしろ通気性は抜群。サラサラと気持ちよくお使い頂けます。
そして更にこのチェアの柔軟性を高めるのがリクライニングやアームの調整を含む各種機能。
これらを駆使することで、体型問わず95パーセントの人にはフィットするという驚くべきチェアです。
一般的なデスクチェアが備えるような機構は勿論だいたい搭載。
特徴的なのは背もたれ背面に取り付けられた「ポスチャーフィット」。
背骨を正しい形に保つことで血流や酸素の巡りを促進。座りっぱなしから来る身体の不調を軽減します。
また前傾姿勢で作業する際に役立つ、背もたれを5°前に傾斜させる「前傾チルド」機能の他、リクライニングの固さ調節、座面の奥行の調節、アームの幅・高さ・角度の調節等を備え、非常に自由度の高いデスクチェアとなっています。
体型が変化したり、使う人が変わってもその時その時で最適な座り心地を提供。なが~くお付き合い頂けますよ。
デザインもオフィス家具の域を飛び出したスタイリッシュでお洒落なものとなっており、インテリアとの親和性も高い仕上がり。オフィス、書斎、リビング何処にあっても違和感が無く、空間の質を高めてくれそうです。
以上、生物の構造を応用した革新的なチェアの紹介でした。
当店でもあまり入荷の無いデスクチェアです。是非この機会にご検討くださいませ。