Herman Miller
Side Shell Chair
言わずと知れた不朽の名作、サイドシェルチェア。
数えきれない量が世の中に普及している大定番ですが、
それだけの人気を博す理由がそこにはあります。
何にでも言えますが、定番って良いんですよね。結局。
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巡り巡って、最後に帰ってくる家具。
それがこのサイドシェルチェア。
皆が持っている、大手の有名ブランドやメーカーの商品でも、
「期間限定」「~とのコラボ」といったアイテムだと、つい惹かれてしまう人間の性。
イームズのビンテージチェアにはその現象に近い物があり、
『皆のとはここが違うんだぜ!』
と、つい自慢したくなる様な魅力が一脚一脚に秘められています。
こちらの自慢ポイントはどこなのか。探していきたいと思います。
こちらは1950-70年代に生産された2ndビンテージ。
この2.30年を長いと感じるか、短いと感じるかは人それぞれですが、
その期間"だけ"造られていたという時点で、もう魅力的ですね(笑)
特徴としては、シェルにたっぷり含まれたファイバーグラス繊維。
現在では復刻されておりますが、それが逆にビンテージを引き立てます。
もし周りに現行品だと勘違いされても、自分はビンテージだと知っている。
そんな特別感を堪能することも出来ちゃいます。
「 クリムゾンレッド 」と呼ばれる、原色に近い鮮やかな赤色。
ただ、光の角度によってはピンクに、はたまたオレンジの様にも見えます。不思議。
程良く色褪せた、ビンテージならではのカラーリング。
経年によって偶発的生まれた物ですので、全く同じ仕上がりは他にありません。
ブラックカラーのエッフェルベースとの組み合わせもgoodです。
差面の裏側にはHerman Miller社のエンボスは勿論、様々なシールも残っています。
patentsのシールはしばしば見かけますが、ロゴのシールは初めてお目にかかったかもしれません。
マニア必見の激熱ポイントですね!
ありふれた定番。
だからこそ楽しめる唯一の個性。
そんな個性を探していると、次第に傷の1つさえも愛しくなり、
気が付くと、日常に欠かせない存在となっていきます。
愛着が湧きすぎて手放せなくなるのは玉に瑕。
そんなビンテージ家具ライフに、是非いかがでしょうか?