Herman Miller
Eames Lounge Chair
ミッドセンチュリー期を代表する名プロダクト、イームズラウンジチェア。
空間を一変させるほどの圧倒的な存在感と高級感。
充足感を満たしてくれる座り心地。
イームズ夫妻の作品は時に本来の用途を超え、芸術品と呼べる美しい佇まいを見せてくれます。
20世紀を代表する歴史的名作
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世に誕生したのは1956年。
これまでにない形を持ったこのラウンジチェアは世界に衝撃を与えることになります。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)やシカゴ美術館のパーマネントコレクションに選定。
更にはニューヨークにあるミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザインの特別展のテーマにもなり、モダンデザインの象徴として一世を風靡しました。
沈み込む様な座り心地は素晴らしく、身体を確りと支えながら包み込まれる様な感覚を与えます。
「使い込まれた一塁手のミットのように座る人を暖かく包み込むチェア」を目指し採用されたのは柔らかく伸びのある重厚なレザー。
上質なレザーの艶感もさるごとながら、ボタン留めが施された周囲のシワまでもが美しくデザインの一部となっています。
目を惹くバックスタイル。
シェルを構成するのは戦時中に開発され、イームズ夫妻のデザインに可能性を与えた素材であるプライウッド。
美しい造形を引き立てるこの風合いもイームズラウンジチェアの特徴です。
発表当時はブラジリアンローズウッドの合板が使用されていましたが絶滅の危機に瀕していた材を用いることは環境破壊につながるとして使用を中止に。
現在ではウォールナット、ホワイトアッシュ、サントスパリサンダー、エボニーの中から選ぶことが可能です。
今回入荷したのはウォールナットのシェル。
堅すぎず柔らかすぎない色合いと優しい雰囲気が特徴で、当時のローズウッドのシェルとはまた違った魅力を引き立てています。
プライウッドの美しい杢目と洗練された造形。
上質なレザーが叶える包容力。
イームズラウンジチェアは、現在においても機械的な生産方法をせずに職人による生産を行っています。
匠の技とデザインが両立した、イームズラウンジチェア。
空間を印象付ける存在としては勿論、ながく共に過ごしたい歴史的名作です。