Herman Miller
Shell chair
ミッドセンチュリーの代表格として、半世紀たった今でもその人気が衰えることのない不朽の名作”サイドシェルチェア”
家具をあまり知らない人でも一度は目にしたことがあるようなメディア露出の高さはもはやミッドセンチュリーのアイコン的存在となっておりますね。
今日はそんなシェルチェアの秘密を少し紐解いていこうと思います。
ミッドセンチュリーを代表する名作チェア
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20世紀における工業製品のデザインに大きな影響を与え、今ではミッドセンチュリーを語るのには欠かせない存在となっている”チャールズ&レイ・イームズ”。
そんなイームズ夫妻の代表作がこの椅子『シェルチェア』です。
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当時開発されたばかりのFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を使うことで、自由な曲面を製作することができるようになり、それまで一般的だった木製のチェアに比べて座り心地が格段に向上しました。さらに、高い耐久性と量産性を兼ね備えたことも相まって、発売から瞬く間に有名になり、世界中から支持される名作椅子として成長していきました。
緩やかな美しい曲線の背座一体のフォルムは、眺める角度によって様々な表情を楽しめることも人気の理由でしょうか。
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また見た目の美しさだけでなくこのシェルチェアは、椅子としての座り心地も考慮されています。
適度な弾力を持つ背座一体の座面が、座った時に身体のラインに沿ってゆっくりと包み込み、想像以上に柔らかく快適な座り心地を実現してくれます。
更に今回、座り心地をより高めるためシートにファブリックを施した快適性を高めたモデル。
生地には大人カジュアルなトーンのグレーが使用されているため様々なテイストに合わせやすく、上品で落ち着きのある空間を演出してくれそうです。
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今回入荷したシェルは1970年代~90年代頃に製造されていた3rdヴィンテージと呼ばれるタイプです。
ヴィンテージのシェルの中では最もグラスファイバーの量が少なく、全てナローマウントに統一されているのが特徴です。
ですので現在スタッキングベースがついておりますが、エッフェルなどの他のベースに取り替えることもできますよ。
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こちらがそのスタッキングベース。
1948年ニューヨーク近代美術館が開催した”ローコスト家具デザイン国際コンペ”で一躍脚光を浴びたこの椅子は家庭だけでなく、オフィス、公共施設まで幅広く使用されることとなりました。
そんなときのニーズに応えて生まれたのがこのベースなのですが、なんと最大14脚までスタッキング可能だそうです。
また複数のチェアを一直線に連結させることも可能という大変便利な機能を有しております。
見た目もシンプルでいて洗練されたシルエットなので1脚で使っても大変絵になると思います。
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細かく見ていくとキリがないシェルチェアの魅力。
特に今回入荷した一脚は入荷数が少ない3rdヴィンテージのシェルに大人カジュアルなトーンを持つグレーファブリックがついている希少なタイプ。
きっとお部屋に上質なミッドセンチュリーの空間をもたらしてくれるでしょう。
是非お気に入りの一脚に加えてみてくださいね。