Herman Miller Arm Shell Chair

デザイナーズ家具の定番にして頂点と言うと大げさに聞こえますが、異論を唱えるという方もいないであろうイームズのシェルチェア。 古いものから近年のものまで、もう何度も目にしているはずなのに、入荷するたび「やっぱりいいなぁ」と思わせるのは、何らかのマジックが掛けられているとしか思えません。 今回はビビッドなイエローです。

年々稀少性を増すグッドカラー

>>この商品の詳細を確認する こちらの個体はいわゆる2ndビンテージ期のもの。1950～70年代の製造で、座面の裏側にハーマンミラー社のエンボスロゴが入っているのが特徴です。 剥がれてしまいましたが、紙ラベルには“JUN 1972”のスタンプが確認できます。 この鮮やかなイエロー。もう半世紀経っているとは思えないほど退色が少ないですね。 シェルチェアの場合、日焼けや経年によって微妙なカラーに変化した個体も独特の味があっていいものですが、オリジナルに近い色味が残っているものは言うまでも無く貴重です。 光に当てるとはっきりと分かるグラスファイバーの質感。イームズのチェアならではの見た目、触り心地は世界中でファンを生みました。 この曲線はいつ見てもハッとさせられるものがあります。 リプロダクトですが、新品のエッフェルベースに交換されております。専門業者にてマウントも新調しておりますので、オリジナルでないとは言え、長く使うのに申し分のないスペックです。 イエロー×ブラックの組み合わせも、個人的に可愛いと思うのですがいかがでしょう？ 4脚入荷しましたが、早いものでこちらが最後の1脚となりました。やはり経年変化の少ないビンテージは、目を付けていらっしゃる方が非常に多い印象です。 このコンディションを維持していけば、価値が下がることもないですが、一生ものとして使い倒すのも全然アリだと思います。 年々稀少価値が上がり続けているビンテージのシェルチェア。手に入るうちに奮発しておいても損はないアイテムです。