habitat Elephant Stool
家具と生物の融合。 イームズのエレファントチェア、ウェグナーのベアチェア、フィンユールのペリカンチェア。 巨匠と呼ばれるデザイナーも生き物に着目し、数々のユニークな作品に挑みました。 本来交わるはずのない領域のもの同士が合わさった時、名作が生まれます。 今回紹介するのは国内で有名なデザイナー柳宗理のエレファントスツ―ル。 家具ミッドセンチュリー時代に生まれたプロダクトをどうぞご覧あれ。希少なゾウさん。
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こちらは イギリスの ”ハビタhabitat” 社 から販売された[エレファントスツ―ル]です。
今回入荷した habitat社の個体はとても希少。
過去2度復刻がされているのですが、その中でも2年という短い期間しか販売されなかったものになります。
柳宗理のアトリエで使う為の丈夫で安定性のある工作用椅子として1954年にデザインされました。
1956年「第1回柳工業デザイン研究会展」に出品。
それを見た当時のコトブキ社の常務・土屋氏の目に留まり、自社で取り扱う事を懇願され1956年に販売されました。
生産中止後、2000年頃にトム・ディクソンがデザインディレクターを務めていたイギリスのhabitat社で復刻。
その期間が2000~2002年頃と短くオリジナルと同じFRP素材という事もあり、habitat社のものは現在では希少価値の高いプロダクトとなりました。
FRPとはガラス繊維で補強したプラスチックのこと。
チャールズ&レイ・イームズデザインの「シェルチェア」にも使われるほど良質な素材で、滑らかな曲線美を可能にします。
三本脚でありながらそれぞれが独立する事無く一体化した流線形を見て取れるかと思います。
これはFRPならではの美。
どこか有機的で今にも動き出しそうな存在感があります。
軽やかな印象に感じられるかもしれませんが意外とずっしり。
裏を見てみますと塗装が施され強度が上げられているので耐久性も申し分ないでしょう。
まさにゾウの様な重厚感。
スタッキング機能も魅力的。
柳宗理の狭いアトリエでも使いやすいようにと、軽量かつコンパクトで積み重ねられる設計がなされました。
幅を取らないので普段は重ねて置いておき、来客時に用意するなど柔軟に対応が出来ますね。
子供用のチェアとかでも丁度良さそう。
お花を魅せる花台でも。
今回は2脚同時に入荷したので、それらの機能を存分に活かしてご使用頂けそうです。
現在は、デザイン誕生から50周年を迎えた2004年にVitra(ヴィトラ)社から環境に考慮された素材のポリプロピレン製のモデルが再復刻生産されています。
ポリプロピレン製は環境に優しく安価で加工しやすい利点がありますが、FRPほど滑らかな曲線を描くことはできません。
habitat社の個体は滑らかさは勿論、その光沢は輝きを失う事無く存在し続けています。
現行品では体感することできないこの名作を是非ご自宅に取り入れてみて下さい。
生産が中止になってもなお各国が欲しがる名作。
シンプルで機能的、ユニークなアイテムは永く愛されるということでしょう。
そんなエレファントスツ―ル。
大変希少ですのでお早めにご検討下さい。
habitat Elephant Stool white
habitat Elephant Stool black











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