Niels Eilersen
Teak Daybed 2P Sofa
本日は、ビンテージ家具が持つ「知的な色気」と「道具としての信頼感」がひとつになる安らぎの設計図" ニールスアイラーセン / Niels Eilersen "『 チーク材 デイベッド 2Pソファ 』のご紹介♪
反転のロジック


" ニールスアイラーセン / Niels Eilersen "は1895年馬車のボディ・シートのメーカーとしてデンマーク・オーデンセに創業。悪路でも壊れない「堅牢な馬車」の製造を行い、1920年代には当時まだ木製だったバスのシートにデンマークで初めてクッションを採用したことでも知られています。
今より道路の整備が進んでいない時代に、快適性の追求に拘った同社の原点は、後1940年代になると圧倒的な耐久性を誇るソファ製造へと応用され、一般的なソファの2倍以上の寿命を実現。その内部構造を全て公開できるほど、品質に自信を持っていました。


1980年代以降から現在まで続く現在の正式なブランド名「アイラーセン / eilersen」は最新のテクノロジーを組み合わせ、スチールフレーム等を使用した高品質のソファを専門としているのに対し、創業から1970年代頃までは、馬車、木製椅子、ダイニング家具を代表的に木工家具職人の意匠を感じる「ニールス・アイラーセン」として、ビンテージ市場で明確に区別される事があります。
こちらはそんな古き良き北欧黄金期の60年代に誕生した変形ソファ「デイベッド」。デザインを手掛けたのは同社と深く協働した20世紀半ばのデンマークモダンを代表する家具デザイナー兼建築家" イルム・ヴィケルソー / Illum Wikkelso "。若くして高名な家具職人学校で家具製造を学び、ご存知ハンス・J・ウェグナーとは同世代の学友です。
同氏のデザインの特徴は自然景観からのインスピレーションにより、直線と曲線を美しく融合させた「生き物」のような有機的なシルエット、例えば同社の代表的スポークバックチェア「IW2 CHAIR」が有名です。「家具はどの角度から見ても美しあるべき」というデザイン哲学は、そんな細身の椅子の構造はもちろん、今回のような直線構造の大型家具にも表れています。


「デイベッド」。それは文字通りお昼寝が出来るソファとベッドが合体した便利な家具。家族や友達と談笑をしたり、一緒にスポーツ観戦をしたり、家事や仕事、勉強で疲れた心身を癒す為、小一時間ゴロンと仮眠を取ったり。空間のメインスペースで人と暮らしを繋げ、2役をこなす機能美は、60年以上の歳月が経過した今日でも色褪せる事を知りません。
正面の顔となる背座は、安価なプリントではなく、一本一本糸で縫われた高級感漂う張地。機能一辺倒ではない素材選びへの拘りを感じられます。グリーン色ファブリックはブラウン色のウッドフレームと心地良い色彩対比を表現し、アースカラーを基調とした暮らしに溶け込むカラーコーディネートが可能です。


色彩豊かな正面に対して、後ろ姿は無塗装の背板やマイナスネジ等、時代を感じさせる造り。背面部の金属フレームを外す事でダイナミックに両アームが倒れる仕組みなので、従来のソファでは見られない変形用の長い金属パーツがございます。倒したサイドパネルの上に背もたれクッションを乗せて拡張する、どこかアナログ感のある構造です。
誰もがその美しい見た目に目を奪われ、その後に仕掛けの合理性に驚かされる。見た目と機能のギャップが美しい一生もののヴィンテージ。座る心地良さと眠る心地良さを180度スイッチさせる、直感的なアナログギミックを隠し持っています。


座る美学が 黄昏にとけて
眠る科学が 静かにひらく











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