NIKARI
CLASSIC RMJ STOOL
世の中には様々な種類の家具がありますが、私の推しはなんと言っても「木製スツール」です。
自身も木製スツールを何台か所有していて、シャープな脚の日本のスツール、古い木味の無垢材スツール、3本脚のアフリカスツールなど、どれも大切に使っています。
木製スツールはアイドルグループで言ったら決してセンターにはなれない存在。
不動のセンター・チェアさんやリーダーのソファ先輩など、家具として人気の高さは他の家具には中々勝てないかもしれませんが、私はやっぱり「木製スツール」推しです。
そんなわけで、今回は下北沢店に入荷した「木製スツール」をご紹介させて頂きます。
「木製スツール」推し!!
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今回ご紹介するのはフィンランドの老舗家具工房・「ニカリ NIKARI」社のクラシック RMJスツール。
ニカリ NIKARI社は、「アルバー・アアルト / Alvar Aalto」や「カイ・フランク / Kaj Franck」といった名だたる名匠が作品を発表する信頼あるメーカーです。
デザインを手掛けたのは、フィンランドのフィスカースを拠点に活動する木工職人の“ ルディ・メルツ / Rudi Merz”。
木工職人というだけあって、家具以外にも木製のカトラリーの製作なども手掛けている人物です。
さて、本題のスツールを見ていきましょう。
まず、目を惹くのはちょっとしゃくれたような顔に見える無垢材の座面。
座面は顎のように見える先に、やや先細りに削り出されています。脚に沿うように削り出された座面は座った際に太腿の裏に負担がかからず、スっと身体に馴染んでくれるような自然な座り心地です。
デザイナーであるルディ・メルツの作品は穏やかで心地よい曲線美が魅力のひとつ。
コチラのスツールも角の無い柔らかな曲線で仕上げられており、手触りも滑らか。また、2枚の無垢材を組み合わせた座面の杢目も美しく、素材本来の美しさを際立たせています。
座面がアッシュ無垢材なのに対し、脚部はバーチ無垢材となっています。
2種類の無垢座を組み合わせる贅沢な作りであることが伺えますが、正直な所あまり差が無いように見えるのは、ご愛嬌!
脚部も丸くて柔らかい印象ですよ。
クラシック RMJスツールは3種類のサイズ展開がありますが、こちらはH56cmの一番小さい可愛らしい一点。
デザインの良いスツールは座るだけではなく、置いておくだけでもオブジェのように部屋のアクセントになってくれます。
木の素材感が感じられる愛嬌たっぷりの木製スツール。お部屋の仲間に迎え入れてみてはいかがでしょうか?