DREXEL
EX DROP LEAF DINING TABLE
企業同士の合併。
ちょっと古い話ですが、2006年には「三菱銀行」と「UFJ銀行」が合併し「三菱UFJ銀行」となりましたね。
他にも2003年には、「スクウェア」と「エニックス」というゲーム会社の大手2社が合併なんてのもありました。当時18歳だった私はファミ通を読みながら「こりゃ、忙しくなるぞ!」と思ったものです。
いつの時代でも企業同士の合併や吸収というものがあるもので、本日ご紹介致します「ドレクセル / DREXE」社もまた合併をする事となるのです。
HERITAGEの文字がない?
>>この商品の詳細を確認する
ドレクセル ヘリテイジの歴史は今から約100年前。アメリカのノースカロライナで、ある実業家が製材所を設立し、その辺りの集落を「DREXEL」と名付けたことから始まったといいます。
1903年には「Drexel Furniture Co」を設立し、1956年には全米トップクラスの椅子メーカー「ヘリテイジ / heritage 社」を吸収合併したことを機にアメリカを代表する高級家具メーカーとなりました。
そして今回入荷したダイニングテーブルには「DREXEL」の記載はありますが、「HERITAGE」の記載はありません。
そう、コチラのダイニングテーブルは「ヘリテイジ / heritage 社」と合併する前、もしくは合併して間もない頃の1950年代の希少なアイテムとなります。
日本でもビンテージのドレクセルヘリテイジの家具は比較的数がありますが、「HERITAGE」の記載ない「DREXEL」表記だけのお品物にはなかなかお目にかかれません。
そしてその中でもさらに希少価値が高いのが、コチラのダイニングテーブル。テーブルの両サイドはドロップリーフと呼ばれる折り畳み式の天板となっています。両側とも折り畳んだ状態で使ってもいいですし、片側だけ、両方広げても使う事のできる便利なダイニングテーブルなんです。
さらに! テーブルはエクステンション機能も備わっており、テーブルを広げて追加天板を入れ込めば最大で213cmもの大型のダイニングテーブルに早変わり。
ドロップリープ機能だけ、エクステンション機能だけのテーブルが多い中、ドロップリーフ・エクステンションと2つの機能を併せ持ったテーブルは私も初めて見ました。
使い方次第で6段階でのワイドの調整が可能。2~6人までフレキシブルに対応頂けます。
木材は杢目・色見の美しいウォールナット材を採用。ドロップリープ天板の端はカーブを描き、印象も柔らか。
両サイドのリーフ天板に広げ方は至って簡単。天板下にスプリングステーが付いていますので、天板を持ち上げるだけでカチッと留まり固定されます。
畳み方も同じく簡単。天板を少し持ち上げながらステーの関節についているリングを下に引っ張るだけです。
ワンタッチ、ツータッチで開閉が行えますので女性の方でも楽に開閉が可能です。
他のテーブルには中々ない珍しい機能ですし、どこか男心をくすぐるギミック感がたまりません。
そして、ドレクセルヘリテイジの家具を知っている方なら、今回入荷したテーブルはあまり「ドレクセル」らしくないと思うかもしれません。
ドレクセル ヘリテイジ の家具はアメリカ文化のルーツでもあるヨーロッパの伝統と、アメリカらしい自由な発想が合わさった、トラディショナルでありながらも独自性のあるスタイルが人気のブランド。
クラシックなヨーロッパスタイルの装飾をデザインに落とし込んだ家具が多い中、コチラのダイニングテーブルはシンプルでスッキリとした印象。
ここでようやくデザイナーの紹介です。デザインを手掛けたのは、カリフォルニアで幼少期を過ごし、建築を学び、初期のチャールズ・イームズ・オフィスに在籍した「 キップ・スチュワート Kipp Stewart」という人物です。
ドレクセルは自社デザイナーだけでなく、外部のデザイナーも起用しています。建築を学び、イームズに師事した彼らしく、スッキリとした無駄のないデザインはいわゆるドレクセルらしくないデザインですが、細身の華奢の脚部、天板のアール、ステー金具までデザインに落とし込み、ゴテゴテとしない長く付き合っていける美しいフォルムだと思います。
「HERITAGE」記載のない、「DREXEL」だけの希少な50年代ビンテージ。勝手に「オールド・ドレクセル」と名付けたくなってしまいました。
ドレクセル社の熱い情熱とキップ・スチュワートのデザインの美しさは、時代に関係なく見る人を惹き付けます。
中古市場でも滅多に見かけない希少なアイテムですので、是非ともこの機会をお見逃しなく!!