DREXEL HERITAGE
RISHEL
現行の家具には無い形容しがたい佇まい。
ビンテージ家具の魅力が生まれるためには時の経過が大前提です。
しかし全ての家具がビンテージになり得るわけではありません。
拘りを持って丁寧に作られたか否か。
本日紹介させて頂くのはビンテージの名に相応しい逸品です。
伝え継がれる傷と風合い
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今回ご紹介させて頂くのは、米国の伝統家具メーカー“ドレクセルヘリテイジ / DREXEL HERITAGE”が手掛けた片袖デスク。
重厚な佇まいと品格、そして美しく磨き上げられた素材と堅牢な造り。
経年が与えた確固たる佇まい。
すべての箇所が強い魅力を放つ逸品です。
アメリカ文化はヨーロッパ文化を受け継いでいると言われており、それぞれの文化がお互いを高め合いながら進化してきました。
それにより所謂USビンテージの家具のディティールや造りにはヨーロッパの伝統的な家具の要素を感じさせることがあります。
ドレクセルの家具はその代表格。
英国家具のキャビネットの重厚さや品格、用いる素材との調和。
力強さを感じさせながらも決して損なわない品は時が流れても変わりません。
時間を掛けて仕上げられるドレクセルの家具に使用されている木材は全て職人が厳選したもの。
美しい木材に職人が魂を込めるこめることにより美しい家具に仕上げられます。
杢目をより引き出すために、25段階にわたる塗装が施されているそう。
ドレクセル独自のこの加工により、木材はきめ細かく深みのある美しい家具に形を変えます。
DREXEL HERITAGEのパンフレットにはこう綴られていました。
「この家具はまだ仕上がっておりません。仕上げるのはあなたの手です。私たちはそのための準備を十分しています」
ドレクセルは時間がつける汚れ、傷、経年でさえ作品の一部にしてしまい、職人が仕上げた究極の家具を自ら未完と称しています。
ここにドレクセルの力強いものづくりの本質が伺えます。
これほど未来のビンテージを感じさせる家具は他にありません。
時間が仕上げた逸品のご紹介でした。