TOLIX H STOOL

お疲れ様です、静電気に怯えて生活をしているニデです。 最近グラミー賞を受賞したTOOLというバンドのメンバーが「完成させたものは良いとは言えない。良いものこそが完成品なんだ。」と仰っていたのですが、音楽に限らず家具にも言える事だなぁ、と感じました。完成されて長い年月を経ても残り続けている物は確かに良いものばかりです。デザイナーの方々の力によって生み出された完成品は我々の生活を大きく便利にしてくれます。 その「完成品」の内の1つとも言える製品を本日は紹介させていただきます。

完成された工業製品

>>この商品の詳細を確認する 本日紹介させていただきますのはフランス「トリックス / tolix」社の「H Stool」です。 tolix社は1925年にフランスのインテリアデザイナー「グザヴィエ・ポシャール」が設立。アメリカで工業用に普及していた、亜鉛を使った防錆加工を家具に取り入れました。 >>この商品の詳細を確認する 1934年に「A Chair」とこの「H Stool」を発売。スチールに亜鉛メッキを施した椅子は、鈍い光沢感、触感などに優れており、また防錆加工が施されているのでアウトドアでも使用できるなど機能面においても優秀な為、商業的に大成功します。 また、メタルシートを採用したことにより軽量化を実現させ、ヨーロッパの家庭やカフェで現在でも使用されております。 >>この商品の詳細を確認する シンプルな見た目ながら通気性を考えられた座面真ん中の穴や強度を上げるために座面下に組まれたケージ、スタッキングを可能にする為に作られた脚部のくぼみ。利便性を追求して施された機能が見た目に反映されてデザインとして仕上がっております。工業製品ならではの美しさがよく表れております。 >>この商品の詳細を確認する 現在でも販売され続けておりますが、今回経堂店に入荷したのはヴィンテージ品。経年変化によって渋く仕上がっており、インダストリアルデザインが好きな方は格好良いと感じる事間違いなしの風合いです。錆びはありませんので座った際にズボンを汚すといった心配はございません。 >>この商品の詳細を確認する ダイニングの椅子、屋外のガーデンチェア、作業用の踏み台など一つで色々こなせる凄いやつ。 経堂店に2脚入って来ましたが、早速1脚売れてしまった為早い物勝ちです！ 長年愛される「完成品」にあなたも触れてみませんか？