IB ANTONI
IMAGINATION QUALITY DANISH INDUSTRY
当時の人々の暮らしや娯楽、苦悩を映すアート作品。
社会に大きな変動が起きた第二次世界大戦後、人々は「戦争」とは一線を画す新しい枠組みを探りアートにたどり着きました。
本日は美術の革命が起きた60年代、優しいタッチと鮮やかな色彩で人々を魅了してきたアーティスト「イブ・アントーニ」の作品を紹介させていただきます!
生涯300以上のデザインを手掛けた、イブ・アントー二のポスターの中でも希少な作品ですので、是非最後までお付き合い下さいませ♪
デンマークからの贈り物
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イブ・アントー二は50年から60年代のデンマークを代表するグラフィックデザイナー。
出身地でもあるデンマークのコペンハーゲンを世界的に有名にした存在としても知られています。
優しいタッチと柔らかな色彩で表現したユーモアあふれる作品は多くの人々に影響をもたらし、今でも世界に発信され続けています。
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彼はアート作品のみならず、ボルボ、ダンロップ、ヘインズ、ライフマガジンなどの大手企業や広告のポスターデザインも手掛けました。
それらはすべてシンプルでいてポップにデザインされたものばかりです。
皮肉や社会批判をベースにしたアートが流行した当時、唯一社会をキュートで鮮やかに彩ったのが彼のグラフィックでした。
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ポップで軽やかに見えるイブ・アントーニのデザインですが、彼は1つのデザインを完成させるまでに100通りのデザインを作ったと言われています。
結果が究極になるまで決して満足しない彼のスタイルは戦後のデンマークの狂人のひとりと称されるほどでした。
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今回入荷したポスターには、デンマークの旗の付いたレンチを持っている整備士が描かれています。
産業をアピールする目的のデザインは1967年のモントリオール世界博覧会のために作成されたものだそうです。
彼のタッチは暗くて閉鎖的なテーマをも鮮やかなものに変えています。
歯車が整備士の元から空に飛んでゆく様子は、デンマークから世界に向けた彼のメッセージだったのかもしれませんね。
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雰囲気やデザイン性で選ばれがちな今日のアート作品ですが、アーティストの生い立ちや作品の意味や背景を知ることでいつもと違う角度からメッセージを受け取ることが出来ます。
ポップながらも力強ささえ感じさせるこちらのポスターは、お部屋を素敵に彩ってくれること間違いなしです!
自由が丘店にて展示しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ♪