デンマークビンテージ Danish Vintage チーク材 ダイニングチェア グレーファブリック 北欧家具 ~パーツの魅力~

UPDATE: STAFF:もん
デンマークビンテージ Danish Vintage チーク材 ダイニングチェア グレーファブリック 北欧家具 ~パーツの魅力~

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Danish Vintage

Dining Chair

僕は専門用語を覚えるのが苦手で、今まで家具の説明する時に曖昧な表現で誤魔化してきました。 『~の一番上』や『座面下の~』の様な具合です。 しかし、調べ始めると意外と面白く、様々な発見があったので、今回はしっかりと正しい用語を使ってこの椅子の良さを伝えていきたいと思います。

パーツの魅力

>>この商品の詳細を確認する こちらはデンマークビンテージのダイニングチェア。 デザイナーやブランドはありませんが、濃い飴色に経年変化したチーク材が魅力的な一脚。 ファブリックはブラウンとグレーの混色織で、チーク材の色味と相まって、落ち着いた大人っぽい雰囲気です。 まずはこの椅子で最も特徴的な部位である背面部分。 この部位の名称は背もたれではなく”笠木 かさぎ”と言います。 建築用語でも使われている言葉ですが、元々は鳥居に関する用語。 鳥居の一番上に横渡しで乗っかっている棒の名称です。 また、鳥居の笠木にカーブが掛かっている形を”反り増し”というのですが、椅子の笠木の方もゆったりとカーブが掛かっており、”反り増し”にそっくりなデザインです。 座面下に見える脚と脚を繋ぐフレームは”貫”と言います。 ”貫”という名称も鳥居で使われていた用語で、日本では家具、建築、鳥居でいくつか共通の用語が使われているみたいです。 貫は椅子の構造を補強する為のパーツ。これがある事で、4本の脚がバラバラに動く事が無くなり耐久性が上がるのだそうです。 この椅子は前後と左右で貫のデザインが異なっており、左右の貫が直線的な一方、前後は引き伸ばされた様なデザイン。 また、貫だけでは無く、脚部も異なった形をしています。 後脚は四角い形をしているのに対して、前脚は丸く、先に行くにつれて細くなる”テーパードレッグ”。 貫や脚部に上手く直線と曲線が取り入れられており、観る角度によって印象が異なります。 続いては座面を支えているフレーム”側幕板”。 この椅子には側幕板しかありませんが、前側の幕板は”前幕板”、後側の幕板は”後幕板”と言います。 側幕板にはカーブが掛かっており、アーチ状になっています。 これが、耐荷性に則った形状なのか、 見た目の為にこの形になったのかは調べきれませんでしたが、曲線が強調されたデザインになっています。 この椅子に触れてみて一番驚いたのが軽さです。 椅子の耐久性を上げる為に、貫も幕板も付いているのに、片手でヒョイっと持ち上げられる程の軽量感。 椅子を引いたり、掃除の際など簡単に動かすことが出来るのは嬉しいポイントです。 しっかりと正しい名称覚えると、その由来やパーツの役割まで、派生して考えるので、家具がもっと楽しい見れるようになる気がします。 こちらの”デンマークビンテージ ダイニングチェア チーク材”はデンマークらしい、しっかりとした造りが魅力な一脚です。 店頭に2脚在庫がございますので、是非ご覧になってみて下さい。

デンマークビンテージ ダイニングチェア チーク材 A

デンマークビンテージ ダイニングチェア チーク材 B

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