Danish Vintage
SideBoard
日々の至る所にある普遍的な美。今日もきれいだなと思って通り過ぎる木々もじっくり見てみたら鳥が巣を作っていたり、リスが走っていたり、ちょっとしたサプライズがあったりします。
見つけると少し嬉しい気持ちになり、1日の中にそれが多いといい日を過ごした気分に。家具でいうとビンテージのアイテムが特にその驚きをくれる気がします。
今回はそんなデンマーク生まれのビンテージのサイドボードです。
普遍的な美・隠れた機能美

こちらのアイテムはサイドボードにしてはキャシャな雰囲気が。幅128×奥行き42cmと他の北欧ビンテージのサイドボードと比べるとスリムでより、日本の住宅に優しいサイズ感。

そのため、なかなかスペースを埋めづらい玄関先でもうまく活用出来そう。帰宅してバッグを置くスペースがある事で、すぐに身軽に。
加えてこの1台があるだけで、植物や鏡、雑貨を置いて、寂しくなりがちな玄関が一気に華やかになります。家から出るときと家に帰ってくるときに、お出迎えしてくれると考えると心強いです。

サイズ感が比較的小さいのもありますが、ずっしりした感じが出過ぎない佇まい。
スッキリした脚部によりぼってりした本体が浮いているような感覚に。ぼってりした可愛らしい感じでありながら、軽快な佇まいはお部屋に圧迫感を与えず、程良い存在感があります。
基本的に本体・棚板部分は突板、脚部は無垢材を使用している北欧のサイドボードが殆ど。こちらもスリムな脚でこの大きな胴体を支えられるのは脚に無垢材を用いた頑丈な造りになっている為です。



また、この一番手の触れやすい把手にも無垢材が使われています。
このひと手間かけて造られたディティールはスポット抜けることの無い指掛かりの良さや、突板では感じにくいぬくもり、肌触りの良さを感じられます。
毎日触る把手。北欧の職人によるこの一工夫により、触れる度に穏やかな気持ちになれそうです。



また、扉を開けた中も魅力がたっぷり。まずは、左右でサイズの違う収納。左側は幅が広く大きい物を仕舞えます。さらにダボにより高さ調節が可能なため、物のサイズに合わせた収納が可能。




そして、右側の扉は正面左の上部に返しも付いており、開く時は途中で止まる仕組みになっています。その結果開ききった際に、右の棚はぴたっとは端から端まで全てが見える状態に。こちらも棚の取り外しが可能で、最大幅38×奥行き47×高さ70cmに。少し大きめの花瓶を仕舞ったり、収納力の高さを誇ります。

一見シンプルなただただ美しい北欧のキャビネットですが、常に開けて置く事でオープンキャビネットのような使い方も。
開ききった際も扉と把手が少し顔を見せる事で、程良い生活感が生まれます。


背板に目をやると天面・側面などには見られない木目が。
断定はできませんが恐らく違う材が使用されており、普段生活する視点からはなかなか映らない所ですが、全体の美しさの中に力強い杢目があり、物を取る時や少し遠目から見た時にちょっと立ち止まって眺めていたくなるようなカッコよさです。



一番の魅力はチーク材を贅沢に使用した赤味がかった茶色が美しい表情。この材と相性の悪い物は無いんじゃないかと思うくらい何を置いてもしっくり。
植物やガラス、陶器、紙、鉄製のもの…。雑貨を置いてキャビネット自体が美しくなるのも勿論ですが、チーク材の主張の少ない柔らかく美しい杢目と深い赤茶色の風合いがお気に入りの雑貨をより魅力を増して見せます。

普遍的な美しさを魅せてくれるシンプルな魅力が詰まった北欧のサイドボード。外側から見ると似たもの同士ですが、探って行くうちに毎回驚かされるものがあります。
今回のサプライズもまた、魅力的な物でした。昔の人がどんな理想を持って作り出したのか定かではありませんが、それを現代で使う事で違う良さを生み出せるかもしれません。
使う場所や棚板の配置、見せる収納として使うのか、皆さんの暮らしのスタイルにきっとフィットしてくれる1品です。ぜひこの機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。











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