デセデ de Sede モビリア MOBILIA DS40 3シーターソファ 3人掛け W210cm 本革 ブラウン系レザー スイス ~ 重厚なフォルムに宿る、革が生み出す豊かな表情~

UPDATE: STAFF:MIYU
デセデ de Sede モビリア MOBILIA DS40 3シーターソファ 3人掛け W210cm 本革 ブラウン系レザー スイス ~ 重厚なフォルムに宿る、革が生み出す豊かな表情~

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de Sede MOBILIA
DS40 3-Seater Sofa

厚みのある革に、四角くどっしりとしたフォルム。
見るからに無骨なつくりなのに、なぜかこのソファからは、甘い香りまで漂ってきそうなキャラメルのような色と艶、とろりと溶けていきそうな柔らかな質感を感じます。

いったい何がそう思わせるのか、その理由を探ってみましょう。

重厚なフォルムに宿る、革が生み出す豊かな表情

de Sedeが創業したのは1965年、スイス北部アールガウ州のKlingnau(クリングナウ)。
その始まりは、馬具の鞍づくりを手掛ける小さな工房でした。
鞍づくりでは、革の性質を見極め、曲面に沿わせながら仕立てていく技術が求められます。
そうして培われた革への知識と職人技を家具造りへと発展させ、de Sedeはレザー家具の専門メーカーとして成長していきました。
そして今回のDS40には、もうひとつ面白い背景があります。
de Sedeのデザインを日本で製造するため、MOBILIA(モビリア)社がライセンスを取得し、国内で製造を手掛けていたのです。
スイスで生まれた革家具のデザインを、日本のメーカーがライセンスの下で形にした一台。
その背景を知ると、革という素材を大切にしてきたde Sedeのものづくりにも、より興味がわいてきます。

まず目に入るのは、ボックスを連ねたようなスクエア型のフォルム。
W210cmという横幅もあり、正面から見るとかなり堂々としています。
直線的な輪郭と厚みのある革は、どちらかといえば硬質で無骨な印象。
それなのに、よく見るとシートや背もたれにはふっくらとしたボリュームがあります。
四角い形はそのままに、クッションのふっくらとした厚みや革に寄った皺が加わることで、無骨な外形の中にも柔らかな表情が生まれています。
大きく構えたフォルムでありながら、どこか硬さだけではない印象を受けるのは、こうしたところに理由があるのかもしれません。

そして、その印象を大きく左右しているのが革そのものです。
こちらには、革の表面を削ったり均したりせず、もともとの銀面を残したフルグレインレザーが使われています。
フルグレインレザーは、革の表皮に当たる銀面をそのまま活かすため、表面を加工して均一に整えた革とは違い、シワやキメなど、一枚ごとの自然な個性が残るのが特徴です。
このDS40は、まさにキャラメルを思わせる色合いに柔らかな艶が重なり、光の当たり方によってその表情が少しずつ変わります。
ふっくらとした部分には濃淡が生まれ、革の表面には柔らかな艶が浮かぶ。
均一に整えられたものにはない、革そのものの豊かな表情です。
使い込むほどに色や艶が変化していくのも、天然皮革ならではの楽しみですね。

もうひとつ、このソファを印象付けているのが、背もたれと座面のディテール。
一般的なボタンタフティングのように革を点で引き込むのではなく、平革を用いてクッションを留めています。
そのため、革には自然な皺が寄り、所々にふっくらとした膨らみが現れます。
これが、スクエアなフォルムにとてもいいアクセント。
箱のような直線だけならもっと硬く無骨に見えそうなところに、革の皺が作る陰影とふくらみが加わることで、表情がぐっと豊かになります。
厚みのある革の重厚感はそのままに、平革のディテールが繊細なニュアンスを加えているところが面白いところです。

また、シートや背もたれには、しっかりとした厚みのあるクッションが使われています。
スクエアなフォルムをしっかりと保ちながら、表面にはふっくらとしたボリュームがあり、革の皺や陰影と相まって、無骨な形に柔らかな表情を与えています。
直線的な輪郭と、こうした膨らみのある表情が同居しているところも、このソファの魅力のひとつです。

そして、足元には木製の脚。
革の存在感に比べると控えめな部分ですが、ひとつだけ節が表れているんです。
その節が主張しすぎず、それでいて気が生きていたころの命を感じさせるような表情があります。
表面には控えめな艶があり、それが木目や節を穏やかに引き立てているのもいいところ。
革の重厚さの中に、こうした自然な表情がひとつ入るだけで、家具全体の印象が少し身近になるように感じます。

ボックスを連ねたようなスクエアフォルムに、厚みのある革。
どっしりとした存在感がありながら、革の艶や皺、ふっくらとしたクッション、そして木の自然な表情が重なることで、印象は思っていたよりもずっと柔らかい。
最初に感じた、甘い香りまで漂ってきそうなキャラメルのような色や艶も、こうした素材の表情が重なって生まれたものなのかもしれません。
無骨さをしっかりと残しながら、革や木の持つ自然な表情によって、どこかまろやかで品のある雰囲気をまとっている。
そんなところに、このDS40の魅力があるように思います。


デセデ de Sede モビリア MOBILIA DS40 3シーターソファ 3人掛け W210cm 本革 ブラウン系レザー スイス ~ 重厚なフォルムに宿る、革が生み出す豊かな表情~

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