d-Bodhi
FERUM 3DRAWERS SHELF
当たり前の話ですが、中古品は前の使用者がいます。
つまりはそれだけ歴史が詰まっています。
今回はリサイクルウッドを使用した一品をご紹介していくわけですが、
一度使われた木材を再利用して造り、更に使われたused品をリユースという形で再利用する。
物が巡って巡って、いろんな場所へと回っていく。
承継されてゆく感覚をひしひしと感じさせてくれる、そんなシェルフの入荷です。
巡りゆく木材を追って
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2000年、インドネシアで設立された古材チーク専門家具メーカー「d-Bodhi / ディーボディ」。
名に込められた「d」の意思は創設者であるRaymond Davidsに由来し、
「Bodhi」は体ではなく、サンスクリット語で悟りや覚醒、または木の幹という意味があります。
家具の生産だけでなくインドネシアの環境保全や雇用機会創出にも努める彼ら。
そんな"d-Bodhi"の中から人気の"FELM"シリーズ、3ドロワーシェルフです。
"d-Bodhi" といえば、これまでに個性に溢れた家具を多く発表していますが、
その中でもこちらのプロダクト、なんといっても大容量!
それぞれW39×D33×H23と大きめの抽斗を3杯も備えおり、
上部にもオープンなスペース、さらには棚まで...!!
設置のし易さ、収容力共に申し分ありません。
場所を選ばず、何にだって使えちゃいそうです。
現在では惜しくも廃番となっておりますが、
数年前までは現行で販売されていたプロダクト。
そのため、アイテム全体からは比較的綺麗な印象を受けますが、
使用されている材はプロダクト製造から40~50年ほど昔のチーク古材。大先輩です。
新しさと古き良き味を融合させた、えもいわれぬ風合いです。
先日、古材を使用した他の家具もご紹介しましたが、
果たしてどう使われていた木をリサイクルしているのか。気になります。
こちらの古材は "ボートウッド" と呼ばれる代物。
そうです。川下ったりするあのボートです。
全く同じ木はこの世には無く、全く同じ木製ボートは無いでしょう。
となると、このシェルフも2つとない唯一の仕上がりになるのは言うまでもありません。
そんな古材を助長するべく、忠実にビンテージ加工の成されたフレーム。
ファクトリー感満載。インダストリアル好きの方にはたまらないのではないでしょうか?
プリントされた雰囲気のある文字列も可愛らしいです。
縦にちょっと切れていて、ステンシル文字と呼ぶそうです。
某総合スーパーをはじめ、倉庫を店舗として展開するショップが増えていますが、
つい童心に帰ってワクワクしてしまう点は、工業系の魅力のひとつですね。
あの高揚感をご家庭でも。
遊び心溢れる、工場さながらのお部屋作りに是非いかがでしょうか?