軽井沢彫 タンス 箪笥 チェスト 5段 抽斗6杯 桜彫刻 樺材 伝統工芸品 民藝家具~咲きこぼれる奥ゆき~

軽井沢彫 タンス 箪笥 チェスト 5段 抽斗6杯 桜彫刻 樺材 伝統工芸品 民藝家具~咲きこぼれる奥ゆき~

軽井沢彫 タンス 箪笥 チェスト 5段 抽斗6杯 桜彫刻 樺材 伝統工芸品 民藝家具~咲きこぼれる奥ゆき~

軽井沢彫 箪笥 5段抽斗6杯

常にないものねだりをしてしまうので、夏以外の季節は夏が恋しいのですが、今はもう秋や冬や春が来るのを今か今かと待ちながら日々を過ごしています。 なかでも春は、新しいことがたくさん始まる、緊張もするけど華やかな季節といったイメージ。 本日は、そんな春をいつでも感じられるような、美しい奥ゆきを持った家具をご紹介いたします!

咲きこぼれる奥ゆき

>>この商品の詳細を確認する 明治時代の中頃、宣教師や外交官などの欧米人が避暑地として軽井沢に別荘を建て始め、別荘用家具の需要が高まったことで製作されたものが原型となった現在の軽井沢彫家具。 華やかな装飾が施された家具を好んだ欧米人のため、日光彫の職人を軽井沢まで招き、繊細な木彫りが特徴的な洋式家具が製作され現在に至ります。 長野県伝統工芸品の指定を受けた軽井沢彫家具は、西洋家具の形式に日本の技法が組み合わさったことで、現在の生活にも馴染みやすい使い勝手の良さが特徴です。 まず目を惹くのは正面に位置する大きな一本桜。樺材の暗褐色一色のはずなのに、職人の手によって生まれた奥ゆきがコントラストを作り、豊かな色彩まで感じられるのが不思議です。 真正面から見ると、桜の木が中央より少し右寄りに彫られていることが分かりますが、これは最上段の抽斗が左右2杯になっていることを考慮してでしょうか? 木の幹と桜の花びらの質感の違いはうっとりするような出来栄え。軽井沢彫りの特徴の一つである細かな点模様の「星打ち」も緻密に施されています。 抽斗の把手部分も深い彫り込みによって作られています。滑らかに削られた彫りは手触りが優しく、凸部分が無いので見た目にも美しい仕上がり。 枝や草の曲線に沿って彫り込まれているのも、まるで本物の桜の木に触れるようで楽しいですね。 そしてなんと側面にも桜の姿が。こちらは鉛筆で一本描きしたようなさらりとした彫りです。華やかな正面の彫りに対して両側面をこう仕上げるか…!と感動しました。 豪奢な桜と慎ましく咲く桜、この箪笥一台でどちらもお楽しみ頂けます。 勿論天板にも桜の彫りが施されています。額縁のようになっているので、箪笥の上を飾り棚のように使っても楽しそうです。 箪笥としては非常にシンプルな造りなのでどんな生活にも取り入れやすいお品物です。 高さ約107.5cmとお一人暮らしの方でも比較的取り入れやすいサイズで、抽斗は5段6杯と収納力もたっぷり。洋服箪笥としても、こまごまとした雑貨を収納するのにも便利です。 本日ご紹介したのは、軽井沢彫りがとことん楽しめる優雅な箪笥でした! 一台あるだけでお部屋のインテリアコーディネートだけでなく、生活そのものが楽しくなりそうな美しさと存在感を持った箪笥です。 当社でもなかなか入荷しない逸品ですので、是非この機会にいかがでしょうか?

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