SorenWilladsen
Modus Side Table
今では考えられない程贅沢な材使いも大きな魅力であるビンテージ家具。それが北欧の優れたデザインと合わさったならば、それは人の心を強烈に惹きつけない訳がありません。
今回入荷の一点にも、やっぱり一目で心惹かれてしまいました。デンマークのデザイナー クリスチャン・ヴェデル による名作シリーズ『モデュス Modus 』のサイドテーブルを紹介致します。
魅惑のアーチ
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デンマークモダンデザインの父と呼ばれるコーア・クリントに師事し、ドイツのバウハウスからも大きな影響を受けたクリスチャン・ヴェデル。
1960年代に発表した『モデュス Modus 』は、同氏のデザインの中でも最も優れたものとされる注目のシリーズです。
同様の規格にて製造されるチェア、オットマン、テーブルを組み合わせ無数のインテリアパターンを実現する本シリーズより、今回はサイドテーブルが入荷してくれました。
どうでしょう。55×55cmのコンパクトなサイズ感ながらにこの存在感。シリーズで揃えて使用したらどれほどカッコいい空間が出来上がるのでしょうか…。
さて、このシリーズに共通するのがフレーム上部の美しい「アーチ」。フレーム4つ角の頂点で天板を支える事により各辺には空間が生まれ、軽やかで浮遊感のあるデザインを実現しています。
現在では希少となったローズウッド無垢材を丁寧に削り出した、なんとも贅沢なアーチ。今回は当店にてオイルを塗布し、ここまで深みと艶のある表情に仕上がってくれました。
ローズウッドのアーチから覗く天板下の棚板。こちらは木製に見えますが、実は金属製の板に突板を貼り合わせたもの。ちょっと変わっていますよね。
突板にはフレーム同様にローズウッドが使用されており、ガラスを通して贅沢な木目をお楽しみ頂けます。
近年国内ブランド"宮崎椅子"より復刻を果たした本シリーズの家具ですが、ローズウッドの仕様は用意されておりません。
この材と曲線が織りなす特別感を味わえるのはビンテージだけ!という事ですね。
製造はフィン・ユールやナナ・ディッツェルが手掛けた家具の製造も行っていたデンマークの名工房”ソーレンウィラドセン SorenWilladsen”。
その高い技術力と北欧ならではのデザインセンスが見事に合致して生まれた魅惑のアーチ。いろんな角度から眺めてお楽しみください。