Steelcase 451

ポップとは形容し難い特有の雰囲気。 デザイン的ながら人に寄り添う優しい使い心地。 ミッドセンチュリーモダンファニチャーは今日でも色褪せない魅力を放ち続けます。 本日ご紹介させて頂くのは老舗オフィス家具メーカーが手掛けた一脚です。

機能とデザイン

>>この商品の詳細を確認する 1912年創業。 機能性と革新的なデザインのプロダクトを輩出するアメリカのオフィス家具メーカー、スチールケース。 1914年に頑丈で安価な不燃性ゴミ箱で最初の特許を取得して以来、業界を牽引するイノベーターとして成長し続ける老舗メーカーとして知られています。 丸みを帯びたボリュームのあるシェルとバランスよく纏ったスタイリッシュな脚デザイン。 モデル451はまさにミッドセンチュリーモダンデザインな佇まいが印象的な一脚です。 創業当時よりユーザーの立場に着眼したプロダクトデザインを目指していたスチールケース。 家具だけではなく耐火性を重視した鉄製のごみ箱やファイル用キャビネット、金庫等、利便性の高いプロダクトを多く手掛けていました。 このチェアにも確りとした堅牢性とユーザーに寄り添う仕様が随所に見られます。 80年代に製造されていた451。 背もたれから座面まで一体となった滑らかなカーブを持つシェルに違和感なくプラスされたアームが印象的。 この独特のフォルムはノル社を代表するエグゼクティブチェア、ポロックチェアを彷彿とさせます。 シャープでスタイリッシュなスチールの脚。 すっきりと明快に、確りと体重を支えます。 キャスター仕様である点も魅力的です。 赤みを帯びたブラウンのシートはレトロながら上品な印象。 程よいクッション性と身体を包み込むフォルムによる快適性もこのチェアの特徴です。 ビニールレザーなのでメンテナンスも簡単に行えます。 回転式の昇降機能とリクライニング機能は様々なユーザーや環境に対応してくれます。 高いデザイン性に与えられたあらゆるニーズに対応する柔軟な機能性。 プロダクトデザイン オフィス家具としてのチェアというと実用性が重視された為か見た目を損なうものも少なくありません。 様々な製品で蔓延する現代ですが、プロダクトデザイン本来の面白さは実用性とデザイン性の調和にあります。 良いデザインに、良い機能性。 格好良く佇まい寄り添う、ビンテージデスクチェアのご紹介でした。