SKOVBY
EX DINING TABLE
こんにちは。学芸大学店の本日のブログでございます。コロナ禍で歴史ある名店やブランドがたくさん廃業していく昨今。リユースショップで働く身だからこそ実感しますが、歴史のあるブランドや伝統のあるモノは尚更大切にしなければならないと思います。
デンマークの老舗家具ブランド、“Skovby(スコビー)”をご存じですか?1933年の創業から、今でも高い評価を得続ける私達が支えていかなければならない歴史あるブランドの1つです。
老舗が生んだ独自のシステム
>>この商品の詳細を確認する
本日ご紹介させて頂くのは“Skovby(スコビー)”製のダイニングテーブル。北欧らしい、チークの味わいを楽しめるテーブルとなっております。どうやら現行品では無い希少なモノのようです。
スコビーが誕生したのはデンマーク郊外のスコビー村。村の木工職人であったラスムセン青年が村人の為に家具を造り始めたことから始まりました。村の名前が付いたブランドなんて何だかファンタジーチックですね。
そんな村から始まり、今や「World Furniture」をコンセプトに掲げたラムスセン家が代々受け継いでいる家具造りは、世界各国が知るところとなったのです。
ではそんなスコビーの熟練の職人技が生んだ、特許を持つシステムをご紹介致します。こちらのダイニングテーブル、実は伸長式の天板なのです。普通は天板を両サイドから引っ張り中の補助天板を引き出したり、付属の天板をはめて使う事が多いと思います。スコビーの場合は中に隠れている天板を少し押してあげると、中に仕込まれたバネによって天板が浮き上がってきます。その天板を広げてもらうと、伸長完了となります!
この伸長天板の格納システムこそがスコビーのオリジナル。文字と写真だけでは伝わりづらいと思うので是非実際に試してみて頂きたいです…!ちなみにこの独自システムを利用してなのか、現在でもユニークな広がるテーブルが製造されていました。
そんな面白い機能だけでなく、美しい曲線もこのテーブルの魅力です。角の無い滑らかなフォルムに北欧家具らしい、洗練されたセンスを感じます。チークの色味も相まって、温かなダイニングシーンを演出することが出来そうです。
創業以来独自の道を突き進むスコビーの家具は美しくユニークで、私達を楽しませてくれます。こういうブランドはずっと残っていってほしいですし、時代に負けないように応援したいですね。是非この機会にそんなスコビーのテーブルを使ってみてはいかがでしょうか?