山口和弘 Kazuhiro Yamaguchi
楢材ベンチ BENCH OAK
木材で作られた建物や家具、器やおもちゃ。
プラスチックや金属等の素材には無い、柔和で温かみのある色味や手触りは自然と心惹かれ、気持ちが安らぐものがあります。
人工物に囲まれた現代で、自宅の一箇所だけでも自然と触れ合えるスペースがあれば、息抜き程度でもリラックス出来るのではないかと個人的に思います。
本日はそんな息抜きに丁度良い素敵な楢材のベンチをご紹介させて頂きます。
座ればそこは憩いの場所に
木の器や道具、家具などを制作する木工作家“山口和弘 Kazuhiro Yamaguchi”さん。
福岡県うきは市にて、自らが手掛ける木工作品や娘さんが作るお菓子等を販売する工房とカフェを併設したショップ「Jingoro(ジンゴロウ)」を構え、暮らしの中で"何気なく使い続けられる作品"を作り続けています。
今回ご紹介させて頂くのは楢無垢集成材を使用したベンチ「BENCH OAK」。
受注生産制となる山口さんの家具は色やサイズなどを相談しながら制作しており、こちらは以前に製作されたテーブルに合わせて作られたもの。
時間と手間が掛けられた作品はどれも美しく、使い込むほどに風合いが増し、愛おしい気持ちにさせてくれます。
余計な装飾の無いシンプルで直線的なシルエットや、オイル仕上げによって素材の良さが直に伝わるもの。
楢材特有の「虎斑(トラフ)」など美しい木目が活かされ、その木目こそが装飾のように見える程です。
横幅150cm・奥行33cmとすっきりした佇まいは壁や窓際、廊下やエントランス、ベッドサイド等置き場所問わずお使い頂く事が出来ます。
ベンチとしては勿論のこと、植物やオーディオ機器を置いてローボードとして、半分本棚・半分ベンチのような使い方でその場所だけカフェのようにしてみるのも素敵かと思います。
どんなスタイルのインテリアにも空間にも合う、ナチュラルな楢材のベンチ。
ベンチに座っている時だけ、どこか時間がゆっくり流れているように感じるのは木の家具がもたらす安心感、心地良さからなのでしょうか。
山口和宏さんが生み出す木の温もり溢れる作品に触れながら、リラックスしたひとときを過ごしてはいかがでしょう。